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◆◇山口旅行記◇◆
角島・萩・津和野・厳島神社と山口の温泉

12.湯免温泉 うさぎの湯






 今日は天気が悪い分、温泉を回る日なので、次も温泉。
 ターゲットは湯免温泉うさぎの湯



湯免温泉の電飾文字が見えてきた。さっき寄った長門湯本温泉の恩湯とテイストが似てる。



 到着前に電話番号でカーナビを検索すると湯免観光ホテルが出てくる。あれ?共同浴場かと思っていたけど、ホテルなの?
 最初はカーナビが間違っているんじゃないかと思ったが、どうやらうさぎの湯は湯免観光ホテルの一部として敷地内に建っている公衆浴場らしい。
 ホテルの館内にも大浴場があって、通路で繋がった別棟にうさぎの湯があって、そのどちらも宿泊者は無料で利用できる。
 日帰り客や地元の人は、350円(小学生は150円、幼児は80円)でうさぎの湯だけが利用できる。
 この他に予約制の湯~癒(ゆ~ら)という床が畳敷きで岩風呂と陶器風呂のある貸切露天風呂施設があり、こちらは宿泊者も有料になっている。




湯免温泉うさぎの湯の外観。駐車場の一角には電気自動車の充電スタンドがあった。


 湯免温泉は弘法大師ゆかりの温泉の一つだ。
 夢のお告げで温泉を発見したから湯免(ゆめ→ゆめん)温泉という説と、怪我をしたうさぎを見つけて温泉の発見に至ったことから湯兎→湯免温泉になったという説がある。
 どちらもほとんど駄洒落レベルのネーミングだと思うが、うさぎ説からうさぎの湯が来ているのは間違いないだろう。

 うさぎの湯の建物は湯免観光ホテルの本館の古び方からすると少し新しく見えるが、中はまったく華美なところが無く、本当に公衆浴場(入口の表記は大衆浴場)と言った雰囲気。
 脱衣所は綺麗で清潔、浴室はシンプル。脱衣棚にセットされた脱衣籠が藤製なところにちょっとこだわりが見える。




うさぎの湯から湯免観光ホテルに繋がる通路、予約制の貸切露天風呂「癒~羅」の入口、女湯暖簾、脱衣所


 お湯は無色透明でどちらかというとぬるめ。ほんわかとしたにおいがある。
 においはあるといってもごくわずかで、シャンプーや石鹸のにおいが漂って来ればもう何もわからなくなってしまう。

 肌触りはきしつくともぬるつくとも言えず、ただ小天狗と似た妙な温まり方がある。
 体の温度調節のリミッターが外れました的な。
 だからぬるめなのにあまり長くは入っていられなかった。
 なんでだろうと思うくらいにこれは不思議な感覚。



掛け流し量が凄い


 でもここで一番嬉しかったのは、浴槽の縁から掛け流されていくお湯の量が多く、広い縁全面からざぶざぶと気持ちよく流れていくこと。
 縁に腕をもたれさせて、それを見ているだけで贅沢で幸せな気分になれる。




2-13道の駅 ハピネスふくえのBGMへ続く


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