せっかく来たのだからと露天風呂に続いて内風呂のある薬師乃湯にも寄っていく。
新しくて綺麗な建物。逆に掲げられた木の看板を除くと歴史の重みが感じられないほどに。
こちらはあくまでも内湯のみの共同浴場。入浴料は250円と、露天風呂より50円安い。そしてさっきの露天風呂は空いていたがこっちは地元客に大人気。
共同浴場だけど脱衣所に洗面台だけじゃなく、ドライヤーも完備。ベンチだけじゃなく藤椅子のテーブルセットも置かれている。
浴室はシンプルなタイル張り。お風呂は長方形で中に圧注浴の設備もある。シャワーもカランごとについている。非常に機能的で今風。これで250円なら地元なら有り難い。
ただお湯は露天風呂で感じたにおいにプラスして塩素消毒のにおい。湯口と反対側の底で強力に吸入している。
それにしても村杉温泉はえらい汗が出るなぁ。浴槽の温度計で見ると40度弱なのに、どうしてこんなに発汗するのかと思うくらい。やっぱりラジウム系の効果だろうか。
湯上りは肌に何か薄くコーティングされた感じが残る。
なお、この季節は筍が旬なので、夫は2本500円の朝掘り筍を買っていた。やっぱりさっき、露天風呂で響いていたあの音は本当に筍堀りの音だったのかもしれない。