あつみ温泉朝市は、温海温泉神社の境内で4月から11月の間、毎朝開かれる。
それほど規模は大きくなく、温泉神社の参道両側に屋根つきのスペースがあってそこに店が並んでいる。
漬物、地酒、工芸品などに交じって、ひときわ目を引くのはホンマ農園という朝顔屋。
変化朝顔「江戸風情」の苗を扱っていて、もともと湯野浜温泉の朝市で商売していたが、あつみ温泉の方が気に入って移ってきたと言う。
園芸を趣味とする夫はもちろん変わり朝顔の苗をお買い上げ。
「東京には入谷朝顔祭りがあっていいねぇ。あそこに出店する店は三日間で一年分の売上がまかなえるんだよ、売っているのはバイトばっかりだけど」っておしゃべりしてくれたホンマ農園のおやじさんが面白すぎ。
思っていたより規模が小さかったので、あっという間に買い物は終わってしまった。
東屋旅館で朝ご飯を食べて8時過ぎにはチェックアウト。
あつみ温泉は山形県内だが、もう新潟県との県境近い場所にある。
本日の予定はひたすら新潟県の海岸線に沿って南下、途中で瀬波温泉や西方の湯に寄って、どこかで満開のチューリップ畑を見て、宿泊する月岡温泉に入るという流れ。
チェックしていたチューリップ畑は長池憩いの森公園または紫雲寺記念公園。
あとは行き当たりばったり。