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東北+新潟温泉旅行記
GWの東北5泊6日の旅

19.湯之里公衆浴場










 別名を里の湯ともいう湯之里公衆浴場は、橋を渡った後、たちばなやの横をずっと進んでいった山形県福祉休養ホームの隣にある。
 建物はほとんど飾り気が無くて、いかにも観光客向けではなく地元向け。
 受付などは無く、ビジターは箱に入浴料200円を投入する。この仕組みはあつみ温泉の三軒の共同浴場に共通。
 ちなみに地元の人の年間使用量は8千円で、頻繁に入りに来る人は年会費を払ってねと貼紙があった。






 脱衣所はそこそこの広さがある。浴室には先客が一人いた。
 楕円形の端を切り落としたベロみたいな形の浴槽でタイル張り。縁は赤御影石。
 お湯は無色透明でかなり熱いが入れないほどじゃない。
 建物の外観や天井は古さが目立つが、浴槽や浴室の目線から下は作り直しているようでかなり綺麗。
 にも関わらず、浴槽の底のタイルが1/3ほど思いっきり剥がれていて、気を付けるようにとの張り紙があった。地震か何かで壊れたのかなぁ。

 きしつきは強い。ほのかに甘い中に薬っぽいにおいがする。
 入ってあるとある時急に汗が噴き出す感じ。温まり出すと上がっても止まらない。東屋旅館のお湯よりもずっと鮮度が良いように感じた。

 上からバシャバシャ入れている湯口の他に、浴槽の反対側の内壁の下の方にもお湯の出る穴があって(東屋旅館もそうだけど、あつみ温泉はこういうの多いのか?)、最初は気付かなかったんだけど踵が異常に熱くて痛いと思ったら、そこからもお湯が出ていたのだった。危ない危ない。





 最初の人が上がったと思ったら次々と地元の人が来る。子連れの人が多い。
 みんなカランじゃなくて湯船のお湯を汲んで洗う。そしてゆっくり全身洗った後、何故かお湯に入るのはほんの30秒程度でさっさと上がってしまう人が目につく。ある意味、みんな湯船に顔を突き合わせて入っていた湯田川とはまた違うお風呂の使い方。まあゆっくり入るには熱すぎるかもね。
 湯上りはぽかぽかで肌すべすべ。後から疲れが来るタイプ。



4-20正面湯は何の正面?へ続く


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