ダイワロイネット秋田の正面は竿灯大通りという道幅の広い通りなのだが、そこを渡ればすぐ川反通りという飲み屋街に出る。
一応フロントでお勧めの食事処や飲み屋を聞いてきたが、夫はピンとこなかったようで、歩いて探そうということになった。
そんなに広い通りではない。ちょっと薄暗く、でもそこまで危険な雰囲気でも無い。赤ちょうちんとか、レトロ感あふれる店とか、若いカップルが入りそうな洒落た居酒屋もある。
なかなかこれぞという店が無く、ようやく足を止めたのは瀧と書かれた灯篭がさがった料理店。しかし聞いてみると軽く飲む店というより、鍋などをがっつり食べるところだったらしい。親切な若い従業員が、自分が良く行く店で良ければと別の居酒屋を紹介してくれた。
こちらは一本通りを曲がったところにある一の酉というチェーンの店だった。「炭火やきとりと竈めし」というコピーが付いている。
暖簾を潜ると中はとても繁盛していた。若い人が多いが、会社員のグループも多くこちらは座敷席で大きな声を上げている。
一の酉ってどっかで聞いたと思ったら、昼間、ラジオでCMやってたな。
ほろよい気分になってもホテルが近いから安心。
とりあえずこれで旅の前半は終了だ。とにかく日本海側は八幡平の山の中より寒いというのが予想外の一日だった。