子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 四万たむらの休日 > 1-5薬王園

四万たむらの休日

5.薬王園



 薬王園の入り口には巨大な白い像が二体立っている。
 医薬の祖、因幡の白兎の物語や素戔嗚尊の娘婿として知られる大国主尊と、古代中国の農耕と商業を司った神、神農の二人だそうだ。
 これがどうも、宗教がかって見える理由の一つだろう。

 薬王園の入場料大人800円を払わないと工芸体験も出来ないのかと思っていたら、工芸体験村の方は独立していて入場料を払わなくても利用できると受付で教えてくれた。
 工芸体験村は木工館と陶芸館に別れている。
 この他に薬王園内にもうひとつハーブ館というのがあって、この三ヶ所で体験ができるようになっている。
 木工館は木彫り・木工細工と草木染めを体験することができる。
 陶芸館は手ロクロか電動ロクロを選び湯飲みや皿などを作ることができる。
 ハーブ館は押し花細工やハーブソープ、ハーブキャンドルなどを作る。
 ちなみにハーブ館は12月後半から2月いっぱいは休館になる。

 陶芸館で作る作品は完成までに日数がかかるので、その場で作り上げることのできる木工館を選ぶことにした。


左が神農、右が大国主尊。こんな神像が立っていると、宗教施設かなと思ってしまいそうだ。 薬草やハーブのテーマパーク、薬王園の入り口


 一軒家のような建物の中には、優しそうな係りのおばさんが二人ほど控えていて、いろいろと見本を見せて下さった。
 カナが最初に興味を惹かれたのは蓋付き小鉢だったが、これは1,800円と高い上に細工も難しそうだ。
 パパは手軽なキーホルダーを押したが、カナはうんと言わない。
 おばさんが、女の子だったら手鏡なんてどうかしらと言ってくれて、カナもレナも手鏡に細工をすることに決めた。


木工館はこちら。薬王園に入園しなくても大丈夫 すぐに係りのおばさんが出てきてくれた




1-6.木工細工体験で手鏡を作るへ続く


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