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◆紅葉の湯田中渋温泉郷 湯けぶりウォーク◆1-12


12.絶品りんご牛ステーキ

 夕食にはオプションでステーキを頼んだ。
 今回予約を頼んだトクーでは、宿泊者の評価を読むことができるのだが、安代館に泊まった人は声を揃えて「ここのりんご牛ステーキは絶品」と絶賛しているので、これは食べてみなくてはなと思ったのだ。
 大広間での食事だと思ったら部屋食だった。
 狭い炬燵の上にお皿を置かなくてはならないので、すぐに一杯だ。
 ステーキが来ても置く場所がない。
 配膳してくれた若女将さんは、「これは熱いうちに召し上がって下さいね」と言うので、刺身などをいったん降ろして先にステーキを食べることにした。

 美味しい。
 本当に美味しいよ。
 何でも安代館の近所の福田屋という肉屋で扱っている100g1000円の肉で、ほとんど宿の方で手間賃を取っていないという。
 肉屋では自家牧場を持っていて、りんごを食べさせて育てたこの牛肉は、ほとんど安代・渋温泉内でしか流通していないそうだ。
 子供たちもぱくぱく食べていた。
 他の和食料理と比べて完全にステーキだけ浮いているのだが、食べて大満足のステーキだった。
 ちなみに他の料理も美味しかった。天ぷらなどちゃんと衣がさくさくに揚がっている。


左上 安代館の夕食

上 これがウワサの、りんご牛ステーキ。柔らかくてほんっとうに美味しいんだから。一人前1,500円払っても絶対頼む価値有り。

左 自分のご飯は自分でよそえるようになりました


 夜は安代館のお風呂へ。
 時間により交代制になっているが、このときは古代風呂が女湯だった。
 こちらは小さめの浴槽だが、タイル張りのと木の浴槽と二つある。
 脱衣所が狭く細長く、先客が4、5人いたので大混雑だった。
 シャンプーリンスの他に、アロエ塩のボディーソープが三種類ぐらいある。子供たちは痒い痒いといいながら面白がって洗っていた。
 タイルの方も木の方も結構ぬるい。
 先客も子供連れだったので、もしかしてぬるめたのかも。
 うちも子供連れなのでそのまま入らせてもらう。
 途中で若女将さんが顔を出して、「ぬるすぎませんか?」と聞いてくれた。

 木の浴槽は掛け流しに見えるのだが、縁からお湯が溢れない。
 どういう仕組みなのだろうと思えば、浴槽の下の方の壁に穴があり、そこから外に管が出て、管の高さが浴槽の縁よりちょっと低くなっている。
 逆パスカルって奴?(勝手に造語している)。 


通常、女湯に設定されている古代風呂の浴室。
奥にタイル張りの浴槽が、手前右手に桧の浴槽があります。 これが桧のお風呂。逆パスカルも撮影してくれば良かったかな?




1-13.セピア色の温泉街へ続く


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