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◆紅葉の湯田中渋温泉郷 湯けぶりウォーク◆1-4


4.後楽館と地獄谷噴泉

 後楽館まで徒歩10分。
 落ち葉で滑りやすいが、小さい子供でも十分歩ける道。階段だけは急で、手すりが付いていても歩きにくい。
 途中、川向こうに後楽館の休憩室が見える辺りで強い硫黄の臭いがした。
 やがて木造の後楽館が見えてくる。
 野猿公苑への道はは後楽館の建物を潜るようにして伸びている。
 公園へは後楽館からさらに5分歩く。
 川を渡ると地獄谷噴泉。
 地中から凄い勢いで白い蒸気が上がっている。
 そういえば駐車場の手前にも源泉の井戸があった。あそこは渋温泉比良の湯源泉と看板があった。この辺りは沢山温泉が湧いていそうだ。
 ここの噴泉は火山現象として珍しいもので、天命3年浅間山大噴火の時には一時的に止まったりしたそうだ。
 ・・・浅間山、さっきも噴煙を上げていたな。まさか目の前で噴煙が止まったりしないだろうな・・・と、ふと不安に駆られる。
 ここから後楽館の方を見やると、猿が何匹かするすると屋根に登ったのが見えた。
 パパが最初に見つけてカナとレナに教えた。
 二人とも「猿だ猿だ」と大騒ぎ。
 実は今回の旅行に先立って、何度か地獄谷野猿公苑のサイトのライブカメラを見せていた。
 毎日見ては、今日は何匹入っているとか数えるのを楽しみにしていた二人は、今回の旅行というと、「猿が温泉に入っているところに行く」のが目的だと思っていたぐらいだ。

 屋根から降りた猿が何かコンクリの槽のようなものに入った。
 ありゃ、あそこにもお風呂があるのかな。


上 こんな風に急な階段を上っていく

下 地獄谷温泉 後楽館

下の下 後楽館の隅にコンクリートの槽のようなものがあって、猿はそこへ入った。画面中央、小さいけど見える? 上 川向こうに見えるのは、後楽館の休憩所

下 地獄谷噴泉

下の下 地獄谷噴泉アップ 噴出口の周りにごてごての析出物




1-5.地獄谷野猿公苑へ続く


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