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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

8.島ジンギスカン カメカメーひつじ










 「今の看板見た?」
 「あひる肉売ります、だって」
 今帰仁と本部を結ぶ国道505号線。
 あひる肉はインパクト大だった。

 そして私たちは、この通り沿いで行きに見つけておいた店で昼食を取ることにした。
 一見、チェーン店か何かのような大きな看板。
 またまた店の名前がインパクト大。
 「島ジンギスカン カメカメーひつじ」

 結構広くて綺麗な店で、目の前のオープンエアの席に着こうとした私たちに店の人は「中へどうぞ」と手招きした。
 見ると中にも座席があった。
 いくら日影でも気温が高すぎ。私たちは冷房の効いた室内に入ることにした。






 メニューは、赤ひつじ、白ひつじ、鳥もも、牛カルビ。これらが定食と単品と選べ、他に野菜やキムチなどがある。焼き肉の他にも一応沖縄そば、カレー、タコライスもあったが、ここはやっぱりジンギスカンの定食だろう。
 ちなみに赤ひつじとは、赤身のラム肉で、白ひつじとはカルビのラム肉のことだそうだ。
 何より気になったのは「島ジンギスカン」の一言だが・・・どうやら琉球ヒツジなどという特別なヒツジがいるわけではなく、使う「たれ」が沖縄風オリジナルなのだった。
 何だ、今帰仁アグー豚みたいに、ここでしか食べられない羊なのかと思ったよ。
 ここで使うラム肉は、オーストラリア産。
 そしてそのオリジナルのたれは、マンゴーなどのトロピカルフルーツを使っている。

 カメカメーひつじのメニューに書かれていた文章にまたまた気になるところを発見。
 「塩・レモン汁で食べたい方は注文時にお申し出下さい。また、もやしの持ち込みできます」
 ・・・もやしの持ち込みぃ!?
 何故もやしだけ持ち込む?
 ふと私の脳裏には、名護公設市場でひたすらもやしのひげをむしっているおじさんたちの姿が浮かんだ。

 沖縄でジンギスカンを食べるとは思わなかったけど、意外性があって美味しかった。
 このトロピカルフルーツのたれ、ほの甘酸っぱくてなかなか美味しい。
 赤ひつじも白ひつじも美味しかったけど、特に白ひつじの方が気に入った。
 そうそう、定食にはスープも付いてくることになっていたが、何故か出されたスープはスープじゃなくて沖縄そばだった。

 店のレジ近くに水槽があって、そこにお馴染みのムラサメモンガラが泳いでいたから子どもたちは大喜び。
 「あっ、レナの足をつついた魚だー」とレナ。
 ちょっと待て。この水槽にいるのはムラサメモンガラだけじゃないぞ。
 群になって泳ぐ白黒ラインの小さな魚。ドジョウみたいなひげが特徴的なそれは、何度も海のキケン生物ポスターで見たあれだ。
 「ゴンズイだー」
 「ゴンズイだー」と水槽に張り付いて二人。
 そう、危険生物のひとつ、ゴンズイ。
 背鰭の棘に毒を持つ、可愛い顔をして結構危ない奴なのだ。
 後でなきじん海辺の自然学校に帰って、あっきーさんに教えてもらった。自然学校前の海の底にも沢山ゴンズイがいるんだって。
 あっきーさんは「捕まえたこともありますよー」と言っていた。
 ま、まさか素手で?
 「いやー、手では掴まないですよ。網に入れてです。ゴンズイは間違えて釣り上げちゃったときに針から外すときに刺されることがあるんですよ」
 なるほどねー。




水槽には海のキケン生物ゴンズイ



■上の段 ダチョウに乗れるテーマパーク!? ダチョウらんどの入り口
■下の段 今帰仁で泡盛と言えばどこへ行ってもここのお酒が出てくる。今帰仁酒造の「美しい古里」と「まるだい」。



7-9シーカヤックツアーの準備へ続く


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