沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

13.エコツアーの申し込み

　玄関近くにはこのなきじん海辺の自然学校が行っているエコツアーの紹介がパウチして張ってある。

• シーカヤック・マングローブツアー
• シーカヤック・マングローブ&ビーチコーミングツアー
• スノーケリングツアー
• 夜の探検隊　ナイトツアー(宿泊者専用)

　この他に、夜の紙粘土シーサー作り、夜のゆんたく(おしゃべり)などが宿泊者限定で楽しめることになっている。
　受付にまださっきのスタッフの人がいたので聞いてみた。
　「このツアーのうちどれか、まだ今から申し込めるものはありますか?　今日はもう間に合わないと思いますけど、3泊するので明日か明後日にでも」
　実は宿泊予約で部屋を変更してもらったときに、電話で「何かツアーは申し込まなくてもいいですか?」と聞かれていたのだが、そのときはまだ何も考えていなかったので「後で申し込みます」と返事をしていた。もしかしたら急な申し込みは受け付けていないかな。
　「えーと・・・明日の午後ならシーカヤックのツアーに入れますね」
　「午後なんですか?　いや、別に午後で良いんですけど、午前中のツアーもあるのですか?」
　スタッフの後ろから宿のご主人らしい人が姿を現した。そのときは判らなかったが、この方が海辺の自然学校のご主人のnaruさんだった。
　「午前中は潮の満ち引きの関係で出発がかなり朝早くなっちゃうんですよ。午後ならちょうどいいかな。お子さん連れの家族が一組申し込んでおられるので一緒にできると思いますよ」
　それなら、と、明日の午後のシーカヤックツアーに申し込むことにした。
　でもこの時点でもシーカヤックだけじゃなくビーチコーミングもプラスするプランは如何ですか?とか、スノーケリングは?とか、宿泊者限定のナイトツアーは?とは聞かれなかった。
　こちらから聞いても良かったのだが、とにかく「何かありますか?」に対して「シーカヤック」しか返事が返ってこなかったので非常に聞き難かった。
　もしかしたらビーチコーミングやスノーケリングのツアーは既に満員で締め切っているか、あるいはその日は催行していなかったのかもしれない。
　ナイトツアーだけは翌日まだ空きがあると聞いて申し込んだ。でもこれもたまたま機会があったので翌日になって聞いてみたからで、黙っていたら勧められることはなかったと思う。

　こちらからnaruさんに伺ったのか、naruさんから話してくれたのかよく覚えていないが、naruさんは午後のドライブに行くなら、と、この辺りの観光地を一通り教えてくれた。
　が・・・。

・海洋博公園

すいません、三回行きました。一昨年はこんな感じ(海洋博公園～美ら海水族館にも行ったし)。去年はこんな感じ(海洋博公園で無料で遊ぼう～)

・古宇利島

すいません、二回行きました。一昨年はこんな感じ(古宇利島伝説～)。去年はこんな感じ(古宇利大橋～)。

・今帰仁城跡

一回行きました。去年はこんな感じ(今帰仁城～)

・辺戸岬

一回行きました。一昨年はこんな感じ(辺戸岬～)

　たぶんnaruさんもこんな中途半端な客にアドバイスするのは非常にやりにくかったんじゃないかと思う。というか、普通はこのクラスなら自分たちで行きたいところ、やりたいことを見つけられるはずだから。
　「後は・・・比地大滝とかね」
　うー。行きたいのはやまやまだけどター滝で懲りているパパと子どもたちは絶対うんと言わないだろう。
　結局カヤックツアーの申し込みだけで部屋に戻ることになった。