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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

1.クラゲ除けネットのあるビーチを探す








朝の名護


 「私の趣味はねー、盆栽なんだねー、かわいいさー盆栽はー」
 「ぼ、盆栽って・・・松とか梅とかですか?」
 「いやー、沖縄でする盆栽だからねー、ガジマルとかさー」
 「ガ、ガジュマルの盆栽ですか」
 そ、想像できない。
 「そう、ガジマルをちいさーく作るの。お金があるときは盆栽買って、お金がないときは盆栽売ればいいから便利さー。あっ、もっと飲みなって。足りなかったらもっと持ってくるから。これ、メンバーで積み立てして買ったビールだから遠慮せず飲んだらいいから」
 「いやいや申し訳ないからうちのビールも飲んで下さいよー」
 何がどうなっていつのまにこういうことになったんだか。
 一家でしみじみバーベキューをしているはずが、気が付くと隣のエリアの大所帯にすっかり世話になっていた。
 恐るべし、沖縄のビーチパーリー。


五日目も快晴



五日目 2007年7月24日(火)


 昨日はホタルを見に行った後、21世紀の森公園の駐車場に来てオオコウモリを見て帰った。
 オオコウモリも去年と比較すると少なくて、時々バットマンマークの羽を広げて飛んでいる姿は目撃できたが、枝にぶら下がって食事をしている姿をじっくり観察する機会は駐車場では目撃できなかった。
 一日フルに活動してしまったので疲れ切って、夕食のおかずは前日の残りに加えて、近くのA&Wで調達した。
 こんな風にいざというときは食べ物に困らないのも名護の町中に泊まっている強みだ。

 今日はそろそろビーチに行ってみようと思っている。
 もちろんカナの心の傷が癒えたわけではないので、クラゲ除けネットのあるビーチにしようと考えているが。

 那覇空港か何処かで手に入れたA6版サイズのパンフレット、沖縄県福祉保健部が作成した「気をつけよう!!海のキケン生物」には、ハブクラゲを筆頭とする各種危険生物がカラーで紹介されているが、裏表紙には沖縄本島、宮古島及び石垣島の地図とクラゲネット設置ビーチ(平成19年3月現在)の場所が明記されている。
 これを見て、今日遊びに行くビーチを決めようと思った。
 名護以北だと、21世紀の森ビーチ、リゾネックス名護ビーチ、瀬底ビーチ(あれ? 瀬底ビーチって本当にネットあったっけ?)、エメラルドビーチ、パパラギ王国、うっぱまビーチ、JALプライベートリゾートオクマ、宇佐浜海岸、そして東海岸のカヌチャビーチの9箇所。
 名護の南で名護から比較的近い辺りだと、喜瀬ビーチ、ブセナビーチ、かりゆしビーチ、インブビーチ、みゆきビーチ、みゆきハマバルビーチ、万座ビーチ、恩納漁港海浜公園など。さらに南へリゾートホテルのプライベートビーチが続々と続いている。




沖縄には無料で遊べるこんなビーチが沢山あるのだ。画像は名護市民ビーチ(幸喜ビーチ)



5-2名護市民ビーチと幸喜ビーチと喜瀬ビーチの複雑な関係へ続く


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