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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

15.ビーチパーティーの申請










 でもまだマンションに帰る前に寄るところがあった。
 それは名護市の21世紀の森体育館。

 何故体育館に用事があるか。
 話せば長くなる・・・って、そんなに回りくどい話ではないのだが、どんな話でも私が語るとやたらと長くなるもので。ああこんな余計なことを書いているから長くなるのか。
 去年、私たちは沖縄に来たときに名護の21世紀の森ビーチでビーチパーリーをやった(ビーチパーリーとはウチナー的発音で言うビーチパーティーのこと)。
 21世紀の森ビーチのバーベキューは申請式で、21世紀の森公園を管理する(財)名護市公共施設管理センターに使用料を添えて申し込まなくてはならない。
 まずは敷地に空きがあるかどうかを電話で問い合わせるのだが、これが「空きの有る無し」しか教えてもらえず、実際の申請は、直接出向いて申請用紙に記入して提出しないと受け付けないと言うのだ。
 私たちは一週間名護に滞在予定だったから別に構わなかったが、これって一介の旅行者にはなかなかハードルが高いよね。
 その申請場所が21世紀の森体育館だった。
 だから今回は電話などと言うまどろっこしいものをせず、直接体育館に行って申し込んでやろうと思ったわけだ。




 21世紀の森体育館は、名護市の中心部、名護市役所の隣の青い屋根の建物だ。
 去年はオリオンビール工場見学後、レナが昼寝をしてしまって、その間にパパがカナと二人で申請に行ってきたため、私がここに入るのは初めてだった。
 割と古そうなコンクリートの建物だ。
 中に入ると、すぐ右手に受付があって、スポーツ目的で体育館の使用許可を取りに来た若者が係員と話し込んでいた。
 先客の話は長い。しばらく私とパパはぼーっと受付前で突っ立っていた。
 係員も、奥に何人も暇そうな人がいるのに気を回して受付をしようと思う人はいないらしい。
 何というか、如何にもお役所的だ。

 やっと先客の話が終わり(どうやら使用許可は取れなかったらしい)、私たちの番になった。
 「21世紀の森公園でバーベキューをしたいのですが・・・」
 体育館の係員は何で私にそんなことを聞くのかといった怪訝そうな顔をした。
 「受付はここじゃないですよ」
 「どこなんですか?」
 「名護市労働福祉センターです」
 「それはどこですか?」
 「・・・この建物の正面をぐるりと回って反対側の隣にあります」係員は面倒くさそうに教えてくれた。
 「去年は確かにここで受付していたぞ」とパパは小声で呟いた。

 そうは言っても他に方法はないので、私たちはまたしても子どもたちに車の中で待っていてくれと伝えて名護市労働福祉センターに向かった。
 フクギの木に囲まれるように建っていた名護市労働福祉センターの建物もお役所的なコンクリの建物だった。

 こちらの受付ではすぐに申請用紙を出してもらえた。
 この申請をすると複写式でもらえる用紙は、ものものしくも「行為許可証」。
 バーベキューのために仕切られたエリアを使用するという行為を許可したってこと。これまたお役所的表現だ。
 ちなみに1エリアの使用料は一日2,000円。
 一応明日の午後3時から8時の予定で許可を取ったが、1日につき1エリア、一組にしか貸し出さないので、貸切ということだ。



21世紀の森体育館


こちらは名護市労働福祉センター


入口ズームアップ



4-16走るお肉屋さんを捜せへ続く


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