子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 子連れ沖縄旅行記2 > 8-9見覚えのある看板

海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

9.見覚えのある看板










 帰るときには受付に人がいたのでようやくビーチの使用料を払うことができた。
 朝がのんびりだったとはいえ、もう1時半を回っている。
 お昼を食べるところを考えなくては。


帰りがけにやっと済井出ビーチの施設使用料を払うことができた。有料であるせいかとてつもなく人が少なく、ここは実は大穴場のビーチだった。密かに気に入っていたりする。また来るかな。



そして行きとはうってかわって昼過ぎの名護はいい天気



 「待っている間にガイドブックを見ていたんだけど、ここはどうかな」
 パパが候補に挙げたのは「なごみ家」という店。
 「ここか、いつもの魚しんか」
 魚しんは去年、鮮魚の買い出しと食事と二回行った魚屋だ。
 魚しんならとりあえず外れは無いはず。パパは魚しんの方が行きたいかもしれないな。
 でも私はどうせならいろんな店で食べてみたいし、なごみ家はちょっと景色も期待できそう。
 「景色のいいロケカフェには一度行ってみたかったんだ。なごみ家にしよう」

 なごみ家は名護から本部半島に向かう海沿いにあるらしい。
 パパはあの辺りならだいたい判るからと適当に車を走らせる。
 いったん名護市街地まで戻り、宮里の変形T字路で道なりに右へ曲がり、海沿いの道を行く。
 「住所は名護市宇茂佐っていうところ。行きすぎないように地図を見ていて」
 「わ、わかった」
 なごみ家、なごみ家・・・どこかで聞いたことがあるような。気のせいかしら。
 レストランふりっぱーを過ぎる。ここは年季の入ったファミリーレストランという雰囲気の店。
 それからすぐに川を渡ってしまった。
 川を渡ると行きすぎだ。
 戻らなくては。
 それにしてもレストランふりっぱーと違い、道沿いになごみ家なんて店は無かった。看板も見あたらなかった。
 でもこの辺だよな・・・とパパが車を停めた角に、ごくごく目立たない木の看板があった。
 白い○が描かれて、その○の中に「なごみ家」と丸っこい字で書かれたロゴ。
 ああわかった。
 いつも本部半島に行くときにこの道を通って、ちょうどここで赤信号になると、いつも私はこの看板を見ていた。
 意識しないで見ていたんだけど、何となく印象に残っていた。
 だからなごみ家と聞いたとき、どこかで聞き覚えがあると思ったんだ。








8-10なごみ家へ続く


子連れ沖縄旅行記2 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME