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海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

6.果てしなく遠浅の海










 パパとしてはもしかしたら入場料を取るビーチだから、それなりに管理されていて、ライフセーバーも常駐していて、お客さんも多すぎない程度にいる賑やかなビーチを想像していたのかもしれない。
 しかし実態はこのとおり、ほとんど天然貸切プライベートビーチ状態だった。
 私は気にせず、というよりむしろ喜んで、クラゲ除けのSafe Seaをぬるとさっさと海へ入っていった。
 歩いても歩いても海が深くならない。
 どこまでもどこまでも遠浅だ。
 海が不思議な水色をしているわけが判った。
 あまりにも浅いからだ。
 こりゃすごい。
 砂浜にいるパパたちの顔がまめつぶぐらいに見えるほど遠ざかったのに、海にぺたりと座ると膝が海面に出ているほどに浅い。
 「カナー、レナー、見て見てー、海がこんなに浅いよ。遠くまで来ても足がつくよ。こっちまで来てご覧よー」
 流石に二人とも興味を示した。浮き輪をパパに膨らませてもらい、ばしゃばしゃと歩いてくる。
 「うわー、浅い」
 「足がつくよー」
 少し進むと奥に色が変わっているところがあった。
 その辺りから少しだけ深くなっている。
 シュノーケルとマスクをつけて泳いで行ってみた。
 海の底でゆらゆら揺れているのは海草だ。
 なんだ海草か。それじゃ魚はいない。
 そう思ったけど海草の中をさらに進んでいくと、今度は少し海底に凹凸が出てきて、凹んだ部分にソフトコーラルが沢山あるのが見えた。
 ソフトコーラルがあれば魚がいるかもしれない。
 その辺りは私の足がつくかつかないかぐらいの深さだったが、目が慣れてくると魚が沢山いるのが判った。
 あまり大型の魚と派手な魚はいないが、スズメダイやチョウチョウウオクラスはいっぱいいる。
 古宇利島の橋の下より複雑で面白い。


左の画像の人影を見ただけでどんなに遠浅の海か見当が付くでしょう




8-7屋我地島の海の中へ続く


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