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海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

5.済井出ビーチ










 塩田はあったが相変わらず人の気配は無い。
 仕方なく駐車場に戻ってみると、パパがさっきのおじさんに、お金は後から払えばいいよとアドバイスをもらってもう中に入ろうとしているところだった。
 しかしね。
 今日は夏休みの日曜日だよ。
 しかも出発するのが遅かったからもう11時近い。
 こんな稼ぎ時の日時だっていうのに、受付がいなくて料金も徴収しなくて本当にいいのかい?
 というか、常連ゴルフ客の他にお客さんいないんだろうか。
 一抹の不安。
 ゴルフに来ている人はぱらぱらいるようだ。
 それからビーチの方にテントを立てているカップルのキャンプ客が一組。
 他は・・・
 他は誰もいないみたい。
 流石にこんなにがらがらのビーチは初めてだ。

 ビーチはまばらな木立の奥で、低く垂れ込めた雲の下に薄い水色の海が果てしなく広がっていた。
 ほとんど色が均一なので、もしかしたら珊瑚はなくてずっと砂地なのかなという気がした。
 一昨日の古宇利島のように、砂地のところには魚が全然いないかもしれない。こういうのは来てみないと判らないから。
 右手に岩場がある。
 珊瑚はなくても岩場があれば魚がいるかな。







 子どもたちは車から出てこなかった。
 「海に行くのは一日おきだって言ったじゃない。昨日も海で遊んだよ。だから今日は海では遊ばない」
 カナが憎まれ口を叩く。どうせ遊び始めたら夢中になるくせにどうして最初はこういう言い方をするんだろう。
 まあ車から降りないって言うならいいや。
 先に岩場の方を見に行こう。

 一人で行こうと思っていたらパパも来た。
 ちょうど雲が切れて青空が顔を出したところだ。
 まだ日差しが弱いので海が本来の色に見えないが、浅瀬で足を浸すと透明度が高いことが判る。
 岩場は下は砂地だが、岩は波に浸食されてごつごつで、近づくと一斉にフナムシが逃げ出した。
 こういう人けのない湿った岩場や干潟に行くと、だいたいフナムシがごまんといる。
 見た目が似ているせいもあるけど、さーっと一斉に逃げ出す様子は何十匹というゴキブリに囲まれたみたいでいつもゾッとする。
 岩影にまだら模様の大きなカニ。
 岩場は無人島みたいな雰囲気だ。











8-6果てしなく遠浅の海へ続く


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