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海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

2.青空の那覇空港






 「山の上だとポテトチップスの袋がぱんぱんに膨らんで、山から下りるとしわしわにしぼむの。飛行機が飛ぶときや降りるときに耳が痛くなるのはそれと同じで・・・」
 「痛い痛い痛いーっ」
 小学三年のカナが耳を押さえて泣くと、小学一年のレナも同じように耳を押さえて泣きべそをかく。
 お菓子を与えたりお茶を飲ませていたけど役に立たなかったようだ。
 私も過去二度ほど飛行機の降下時に同じ目にあったことがある。飴をなめるといいなんて聞くけど、これは突然やってきて、一度なってしまうと飴なんて気休めにもならない。かなり痛いんだ。
 パパがCAを呼びに行き、来てくれたCAのお姉さんは一握りほどもキャンディーを置いていったけど、やっぱり役に立たなかった。
 飛行機がほぼ降下を終えて、窓の外に珊瑚礁のセルリアンブルーが見えてきて、ようやく二人は泣くのをやめた。
 「もう飛行機に乗りたくない」
 気持ちはよく判る。


那覇空港到着・・・台風開けの青空が出迎えてくれた



 飛行機の座席は二階席だった。
 家族四人の座席は、一番前が一席とその後ろ三席。一番前は二列なので隣には別の人が座ったが、全体的に足下が広くて余裕があった。サイドにも荷物置き場がついている。
 ただ乗っている間は良かったが、降りるときは順番が遅くなる。いつものケアンズ行きだと、入国審査が遅くなるから嫌だなと思うところ、国内なら別に気にもならない。スーツケースが出てくるのを待っている間に、どうせ順番はまた入れ替わってしまう。
 窓の外の沖縄は、青空が眩しかった。
 冷房が効きすぎた機内から降りると、一気に暑くなる。
 空港の水槽に泳ぐ熱帯魚を見て、子どもたちはカメラを構えた。
 「ドリー、撮って撮って、あっちのしましまの魚も」




那覇空港の熱帯魚の水槽・・・あっドリー(ナンヨウハギ)だ!? ちなみにこのナンヨウハギの画像はカナの撮影




1-3レンタカーはぴかぴか営業所とぴかぴか新車へ続く


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