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海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

7.旅はもう終わりに近い










 旅はもう終わりに近い。
 昼食はせっかくだから糸満漁港で新鮮な魚でも食べようかと思っていたが、泡盛工場見学だけでちょうど良い時間になってしまった。
 比嘉酒造の近くには沖縄伝統工芸館もある。次回も飛行機に乗る前に中途半端な時間が余ったら、今度はここに寄ってみよう。
 ガソリンを入れて、レンタカー営業所へ。
 9日前に借りた新車は連日のビーチ通いですっかり砂だらけになってしまった。
 空港までの送迎バスを待っていると、ぞろぞろとこれからレンタカーを借りるお客さんが営業所に入ってくる。
 みんな日焼けしていない白い肌。スーツケースを転がしながら、これから始まる旅の期待に胸を膨らませている。
 そうだ、私たちだって9日前は同じだった。
 すれ違うとき寂しくなった。
 あなたたちと違って、もう私たちの旅は今日まで。
 送迎車の中は行きと同じでクーラーが利きすぎていた。
 耳慣れない言葉のラジオが流れている。
 外国語かと思ったけど、ときどき挟まれる固有名詞が日本語だ。
 ああこれは沖縄言葉のラジオ番組なんだ。ウチナーグチでニュースを読んでいるんだ。固有名詞以外、何を言っているんだか全然判らないよ。
 でも、抑揚がないところはやっぱり同じ日本語だね。


那覇空港






 空港に着いて、荷物は送ってしまうことにした。
 最初はゆうパックか宅急便で送ることも考えたが、空港から宅空便で送る方が安い。
 飛行機の乗客限定の宅配サービス。一人3個まで、重さは15kg以内、ひとつ千円。
 重さ的にスーツケースはとても15kgには収まるまいと踏んで、もうひとつ小さめの旅行鞄を持ってきてそこに重そうなものを詰めた。
 そして旅行鞄だけ送ろうと思っていたのだが、その場でANAの担当者がスーツケースも受け付けてくれるというので、有り難く両方預けてしまった。
 何が一番大変だって、羽田空港から自宅まで混雑した普通電車に大荷物と一緒に乗ることだから。

 それから遅いランチ。
 那覇空港には沖縄料理専門店やステーキハウスなどいろいろな食事処があるが、選んだのはA&W。
 朝ご飯をここで食べ損ねちゃったからね。








10-8沖縄最後の味はA&Wのルートビアへ続く


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