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◇◆野沢温泉&子連れスキー旅◆◇

4.名付けて湯の花動物園











 結局パパには滝の湯の正面まで車で送ってもらった。
 昨日と違って滝の湯の屋根にも周辺の木々の枝にもほっこりと雪が積もっている。
 ドアを開けると数人の先客がいらしたが、ちょうど入れ違いにみんな上がるところだった。
 これはラッキー。
 貸し切りだ。





 「熱ーい」
 温度を見てレナが悲鳴を上げる。
 確かに熱い。
 昨日は私の前に子連れが入っていたこともあってかなりぬるまっていたが、今日は野沢温泉の本領発揮、熱湯風呂になっている。
 ちょうど他のお客さんがいないのを良いことに、少し加水を増やしてみた。
 加水仕切らないうちにと思い、自分は入る。
 ああいい湯だな。
 昨日とは違って染みいるような感じ。
 でも同じ熱くても真湯のドスンと来るようなパンチは無い。こちらの方が優しい感触。
 お湯の色は昨日と同じで透明なエメラルドグリーン。
 今日も白と黒の湯の花はいっぱい。
 水が効いてきて入りやすくなったところで子供たちも肩を沈めた。
 「ほら、これこれ」
 桶に湯の花を集めてやると大喜び。せっせと自分たちも桶や手ですくって湯の花を一か所に集めるようになった。
 名付けて湯の花動物園!?
 「ここの湯の花、面白いねぇ」
 「なんで白いのと黒いのがあるんだろうね」
 「ねえママ、どうして湯の花ってできるの?」
 「そ、それは、温泉の成分が固まって・・・」←あまり正しい説明では無い
 「と、とにかく湯の花があるってことは温泉と言う証拠(湯の花が無いタイプの温泉もあるが)」適当にお茶を濁す。
 「この温泉、気に行ったよ」
 おおそうかそうか。
 「また来たいな」
 うん、ママもまた来たい。野沢温泉に来たらまた一緒に滝の湯に入ろう。


白と黒のパンダみたいな湯の花を集めて湯の花動物園




3-5麻釜雪景色へ続く


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