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◇◆野沢温泉&子連れスキー旅◆◇

14.麻釜湯の発見








昨日入った横落の湯のある野沢温泉民宿案内所



 最初の目的地は滝の湯にするつもりだった。
 前回入ったところと違う外湯を優先させたい気持ちはあったが、せっかくいろいろな源泉があるのだからバラエティに富んだお湯に入りたい気持ちもある。
 前回7か所入ったうちでお気に入りはどれかと問われれば、真湯と滝の湯がトップ2かな。
 ちなみにベスト3を選べと言われれば、最後の一つは河原湯大湯か迷うところだ。
 熊の手洗湯は混みすぎていて良さが解らなかったので、もっと空いているときにもう一度入ってみたい。
 昨日は一番奥の真湯から巡り、戻り道で横落十王堂に寄った。
 だから今日もある意味真湯より奥まったところにある滝の湯にまず行き、それから帰り道で新田の湯にでも寄ろうかなと考えていた。


内湯民宿の「内湯」とは、温泉の室内風呂ありの意味ではなく、単に室内風呂ありの意味。
じゃ、温泉は?・・って、外湯があるでしょーが。


野沢温泉中央ターミナル



 滝の湯は距離的にもおそらくかねか荘から一番遠いが、更に坂の上に建っていた記憶があるので真湯よりも行くのが難儀だと思う。
 真湯の時のように道に迷わないようにと思い、朝日屋旅館のちょっと先、昨日真湯方面に行くときに曲がった十字路で地図を広げて確認した。

 ええと・・・
 右手前方に治平という店があって、左手前方はきんべえという宿。うんうん、間違いない。ここを直進してすぐY字路を右に行くんだっけ。
 Y字路、Y字路・・・目印は・・・と目をあげたら、そこに外湯らしい建物があった。
 意外だった。
 慌ててもう一度地図を確認する。
 あっ、こんなところにも外湯があったのか。
 すっかり存在を忘れていた。
 前回野沢温泉に来た時に、この辺りを通ったのに寄っていなかったから、今回はここにも外湯があるということ自体を認識していなかった。
 前回寄らなかったのは単純に、宿近くの中尾の湯でも入れる麻釜源泉の外湯だと思ったから後回しにしたのだろう。
 同じく麻釜源泉で入る予定のなかった上寺湯には前回入っているのは、熊の手洗湯を探してうろうろしているうちにたまたま上寺湯の前に着いてしまったからだった。

 先に滝の湯と思っていたけれどこれも縁。
 まずは麻釜湯に入らせてもらおう。
 そう、この外湯の名前はそのまま麻釜湯または麻釜の湯。
 但し、源泉が麻釜(おがま)と呼ぶのに対し、外湯の方は麻釜(あさがま)と呼ぶらしい。
 何故に「麻」なのかと思うが、もともと野沢温泉名産の野沢菜は麻の畑に二毛作として栽培されていたもので、そこから麻が来ているのではないかと思われる。


手ぶれでぼけました。失礼。




2-15麻釜湯、加水前へ続く


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