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◇◆野沢温泉&子連れスキー旅◆◇

13.温泉で「ふぅ」とつぶやく








中尾の湯の外にある水を溜めた槽。
白濁しているところを見ると、これも温泉?



 中尾の湯も多くの外湯と同様、浴室内に脱衣棚がある。
 うっかりと持ってきた髪ゴムを一本紛失してしまったのでレナの髪が結べない。
 仕方が無いので手拭いでまとめあげようとしたがうまくいかない。
 しょうがないので自分のゴムを外してレナの髪を結び、自分の方を手拭いでまとめあげた。

 そんなことをしていたので子供たちは凍えてしまった。
 湯気を抜くために天井は隙間をあけてあるし、春とはいえ雪の舞う信州の夜だ。そりゃあ寒い。早く湯の中に入りたい。
 しかしこれがまた熱くて入れないわけ。
 掛け湯をしただけで熱がる。

 足先を入れては熱さに慌てて湯から出す子供たちの様子を地元の方たちは苦笑しながら見守ってくださった。
 何度も何度も掛け湯して、ようやくカナが入れるようになった。
 姉が入ったので、遅れて妹も。
 二人で肩を並べてお湯に入っている様子を見て、慣れているおばさま方は入れて良かったねと言ってくれた。


これは別の日に撮影した中尾の湯の浴槽



 少し小さい方の浴槽で熱さに慣らすと、何とか私は大きい方に入れるくらいになった。
 お湯は無色透明で、白い湯の花が少し。
 マッチというより茹で卵系のやわらかめの臭い。
 肌触りはわずかにすべすべ。

 お湯に入って思わず「ふう」とため息が漏れると、隣でカナも「ふう」と言って、それを聞いたレナも「ふう」と言った。






2-1子連れスキーとリフト券割引ワザへ続く


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