子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 子供と一緒に夏休み*福島でLet'体験旅行 > 3-7アクアマリンふくしま

子供と一緒に夏休み
**福島でLet's体験旅行**

7.アクアマリンふくしま











 さていよいよ、本日のメインイベント、アクアマリンふくしま。
 ここは「潮目の海」をテーマに作られた東北最大の水族館。
 潮目の海というのはつまりここ福島の沿岸が、寒流である親潮と暖流である黒潮のまさにぶつかる潮目に当たるから。
 ということは、福島の海には寒流に乗って冷たい海の魚が、暖流に乗って暖かい海の魚がそれぞれともに集まるわけだ。さらにサンマのように暖流から寒流へ、寒流から暖流へ移動する魚たちは潮目に留まり海水温の変化に体を慣らしてから移動する。留まっているときは絶好の漁期だから、サンマの水揚げにも最適な海ということになる。

 始めに言ってしまうが、ここは本当に素晴らしい水族館で、近くに行ったらぜひ、いやいや遠くてもわざわざ足を運ぶ価値がある。
 沖縄の美ら海水族館も素晴らしいと思ったが、それより更に上を行く。まあ美ら海水族館も海洋博公園の施設全体で考えて非常に完成度の高い観光地なのだが。


駐車場の向こうにスケルトンの展望台がそびえている



 駐車場は広大だったがこちらもほとんど空きはなかった。
 月曜日でこれでは、夏休みの週末やお盆の時期の混雑はいかほどだったろう。想像したくない。
 遠くからも目立つ近未来的なガラスの体育館といった建物で、駐車場側からはスケルトンになった展望台も見えている。
 ゲートまでの通路に本日の予定が張り出してある。
 磯の工作コーナーでは「海のキーホルダー作り」を行っているらしい。ちょっとカナが気になったみたい。
 それでは中に入ってみよう。

 券売機の天井に鯉のぼりが何匹も泳いでいて、レナは何で夏なのに鯉のぼりと不思議そうな顔。
 最初の展示は「海・生命の進化」。
 アンモナイトやオウムガイと言った化石や生ける化石のコーナー。
 カナたちはまだあまり興味が無さそうだったがカブトガニは面白がって見ていた。
 一匹のカブトガニが活発に動き回っているので、兜の中までよく見えた、
 後は館内はエレベーターで一気に4階まで上がり、それから順に下へ降りていくようになっている。








3-8背景を埋め尽くすマイワシの大群へ続く


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