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子供と一緒に夏休み
**福島でLet's体験旅行**

9.追加料金の価値はあるのか











 3時からショーが始まると放送が入った。
 猿のコーナーを出てみると駐車場の側にちょっとした人だかりがあって、見るとこれからショーに出演する猿が猿回しのお兄さんと一緒に歩いていた。二本足で。しかも紙おむつをつけている。
 客が近づくとお兄さんは猿に挨拶をさせるが、猿は挨拶が下手なので頭を下げるとその拍子にぺたりと座り込んでしまう。きっとこれも出し物の一つなんだろう。
 何だかいまいちっぽいけど、一応ショー会場の入り口まで行った。
 当然他のエリアと同様そのまま入れるのかと思ったら、入り口にいるお姉さんが小さな声で、「あのうここは有料なんです」と言った。
 別料金なんてどこにも書いていない。
 園内のそこら中にショーの会場はこちらだの、ショーの時間は何時からだの幟や看板を立てて、客寄せの放送も頻繁に入れて、どこにも別料金なんてあらわしているものがなかったぞ。
 詐欺とは言わないけどあまりにわざとらしいので、Uターンしてしまった。
 大人千円は高すぎでしょ。
 仕方ないのでB級色も露わな動く大恐竜館の方へ歩いてみたが、そこも入り口に300円と書かれていたのでやっぱり入るのをやめてしまった。
 どう見ても300円の価値は無いでしょ。





 猿のコーナーの隣に慎ましやかにウサギのコーナーがあって、そこは無料のようなので子どもたちをそちらに誘った。
 およそ綺麗とは言い難い小屋の中に白や茶色のウサギがうろうろしている。
 子どもたちは喜んでウサギを追い回したのでパパはウサギの餌300円を買った。大恐竜館一人分のチケットよりは価値があるに違いない。
 ウサギたちは最初は警戒していたが、そのうち馴れてきて手から差し出す餌を食べるようになった。





ウサギとたわむれる




1-10ホワイトアニマルたちへ続く


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