子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 子供と一緒に夏休み*福島でLet'体験旅行 > 1-8レナとリスザル

子供と一緒に夏休み
**福島でLet's体験旅行**

8.レナとリスザル











 サファリゾーンを出ると駐車場があって、今度は猿とうさぎのコーナーになっている。
 坂道を登ったところには見るからにB級色を漂わせた動く大恐竜館というものがあって、「日本初公開!!パンダ」と書かれていて、その隣に小さく「はくせい」。
 日本初公開のパンダの剥製って言われても・・・。
 (ちなみに嘘くさいパンダの剥製なら五十沢温泉ゆもとかんでも見られるけど)

 それから坂道を下ったところには猿とイノシシとフラミンゴがショーをする会場がある。
 ショーまでは30分以上あったので先に猿のコーナーに入ってみることにした。
 ワオキツネザルやリスザルがいる。
 放し飼いになっていて、自由に触れる。
 特にリスザルは人なつこくて、餌を持っていなくてもぽんぽんと飛びついてくる。


なんかいろいろ突っ込みたくなる絵です。口元のしわとかね






こっちおいで、こっちおいで~






自分のしっぽも玩具?



何故かリスザルにやたらと好かれていたパパ



 パパが真っ先に飛びつかれた。背中に一匹飛び乗ってきたかと思うと、あっと言う間に二匹、三匹と飛びついてきた。
 カナやレナは羨ましいと思う反面、ちょっと怖い。手を差し出したり、びくっと飛び退いたり。
 特にレナはリスザルに触りたくて仕方ない。
 パパは何が気に入られたのか、その三匹が降りた後もすぐに他の猿に飛び乗られていた。
 「パパの方に手を出せばレナに飛び乗ってくれるかもしれないよ」
 おそるおそる手を出すが、リスザルは警戒しているのかなかなか寄ってこない。
 そのうちレナは、隅の方に大人しく座っている一匹のリスザルを見つけた。
 そうっと頭を撫でると、警戒してびくっとするが逃げなかった。
 「この子は大丈夫みたい」
 何度か頭を撫でているうちに、リスザルは警戒を解いて自分からレナの手に自分の手を乗せるようになった。
 「この子、レナのこと好きになったみたい」
 他の猿が来て、その子を追い払った。
 するとその子は足が悪いことが判った。片足を引きずってそれを自分の尻尾でかばっている。だから子どもたちが近づいても逃げようとしなかったんだ。




キミは逃げないでいてくれる?



そーっとリスザルの方から手を乗せてくれた




1-9追加料金の価値はあるのかへ続く


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