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那須の紅葉旅

7.那須どうぶつ王国



 遠回りしてしまったが、道は空いていたので9時半には那須どうぶつ王国の入り口に着いた。
 この辺りからの平野部の眺めも凄いものがある。
 見えているのは白河の平野部と福島の山々だろうか。モノトーンにぼんやりと霞み、幻想的だ。
 土曜日の朝ということで駐車場にはまばらに車が入っていた。混雑しているというほどではない。
 ゲートをくぐると那須どうぶつ王国のマスコット、冠を被った茄子顔の犬の像がある。

 那須どうぶつ王国は王国タウンと王国ファームの二つのエリアからなっている。
 入り口入って直ぐの王国タウンは、主に犬と猫のエリアで、世界のさまざまな犬を集めたドッグハウスや同じくさまざまな猫を集めたキャッテリアなどがある。
 自分の飼っている犬を連れてきてドッグパークで遊ばせるも良し、ふれあいコーナーで大人しい犬や猫に触ったり、気に入った犬をレンタルして散歩させるも良し。
 ちなみに王国温泉那須五峰の湯という温泉施設もあるが、那須では他にいくらでも良い温泉があると聞いていたので今回は入らないつもりだった。

 王国ファームの方は、広いドッグランなどもあるが他にもいろいろな動物を飼っている。
 馬、山羊、羊、ワラビー、マーラ、ミニブタ、ラマ、ウサギ、アヒルなど。
 ポニーに乗ったり動物をレンタルしたりできる。
 カナとレナにはウサギを借りることができるよと教えていた。


那須どうぶつ王国駐車場からの眺め 那須どうぶつ王国入り口
茄子顔の犬がマスコット 今日はちょっと寒いね


 少し雨がぱらついていた。
 セーターを着せていたが、それでも子供たちが寒いというのでその上からパーカーを着せてフードをかぶせた。
 最初に犬と少し遊んでからファームの方へ行こうと考えていたが、カナはもうウサギのことで頭がいっぱいのようだ。早くウサギのいるところへ行きたいと言う。
 前に富士山麓の富士スバルランド・ドギーパークで犬をレンタルしたところ、想像していたよりずっと犬というのは思い通りに歩いてくれないということを体験したカナは、もう犬をレンタルしようという気はまったく無いようだ[本栖湖キャンプ便り2参照]。

 ファームへは園内バスで行く。
 歩いて行かれるのかと思っていたら、係りの人が20分以上かかると教えてくれた。
 寒くときどき小雨が降る中を20分・・・往復で40分、子供たちを連れて歩くのはきつそうだ。
 仕方なくバス用のチケットを購入した。
 大人300円。
 一応、今年いっぱい乗り放題だと言うが、まあ今日往復して終わりだろう。

 バスは犬の形をしたバスと猫の形をしたバスとある。
 それぞれ1ワンだとか2ニャンだとかナンバーがふってある。
 私たちが乗ったのは1ニャンのバスだった。
 車体正面には猫の顔がついていて、カーブを曲がるときには警笛の代わりにニャーニャー鳴いている化け猫みたいなバスだ。
 実際、結構タウンとファームは離れていた。
 ピクニックエリアが見えてきたのでそれと判ったが、とても外でお弁当など広げる気分になる空模様ではない。


ファーム行きは犬型と猫型のバスがある これがバスのチケット(定期券)




1-8.王国ファームのふれあい動物広場へ続く


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