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鳴子温泉巡り旅

15.味噌汁の誘惑-まるみや旅館






 向かいにある入り口の狭い駐車場に車を入れて、まるみや旅館に入った。またちょっと雨が強くなってきた。傘がなくてもぎりぎりというところだ。
 屋代さんがしきりに「ここは味噌汁色の温泉」と言うので、玄関を入ったところで漂ってきた味噌汁の匂いに、さてはここの温泉は色だけじゃなくて臭いまで味噌汁なのかと驚いたが、何のことはない玄関入って直ぐの処に厨房のような場所が見えて、そこで今まさに湯気の立つ味噌汁をよそっているところだった。

 お湯の臭いはもちろん味噌汁ではなくて、金属臭。鉄の臭いだが錆びてはいない。鼻は鮮度の良い金気を感知する。
 手すりのついた数段の階段を降りたところにある浴室は、お湯だけでなく床石も壁のタイルも全て赤茶色に染まっていた。
 肌触りは今日入った温泉の中ではダントツにきしきしする。
 お湯は強い濁りで、細かい湯の花が全体に攪拌されていて沈めた手足も見えない。
 味噌汁のようなという形容は面白い。緑が少し混じり込んだような茶色。土を溶かしたような色だ。
 口に含むとじゅわっとする感じで明らかな鉄の味、そして僅かに塩味。
 「そういうの、じゅわって言うの?」とくららさんが怪訝そうな顔。
 くららさんが表現するとどんな感じになるのかな?
 とにかく如何にも「炭酸水素塩泉」という感じの味がする。

 今日今までに回ったお湯は、へー、鳴子温泉郷ってこんな感じなのかと次々に驚きを与えてくれたけど、このまるみや旅館の独自源泉は違った。
 新鮮な驚きではなく、どちらかというと懐かしいよく知っているような印象。
 なんとなく群馬の赤城山あたりに行くとありそうなお湯だ。あと、岐阜の平湯。





 脱衣所でふーっと一息。
 一気に四ヶ所もはしごすると流石に温まって温まってしょうがない。
 高所のキャンプだと思ってウールのセーターなんぞ着てきたのが運の尽き。湯上がりに服を着るのも嫌になる。
 対するくららさんは結構寒がりなのとか言いながら半袖のTシャツだ。
 次から自分も考えよう。




こんな風に階段を降りたところに浴室がある




2-16混浴への挑戦-続まるみや旅館へ続く


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