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鳴子温泉巡り旅

1.朝風呂を求めて








朝の旅館新飯坂




二日目 2006年9月16日(土)

 携帯のアラームを目覚まし代わりに5時55分にセットした。
 パパは6時にしてと言ったけど、寝起きの悪い私は予定時刻の5分前にはアラームを鳴らす。そうでもしないと起きられない。
 夜が遅かった子どもたちはまだ寝ている。
 何で早起きしたかと言うと、共同浴場に行くため。
 飯坂にはいくつか観光客を受け入れてくれる共同浴場があり、朝は6時からオープンしているはずだ。
 パパは昨夜から、「明日の朝風呂は鯖湖湯だ」と言っていた。

 新飯坂のロビーには人けがなかったが、玄関前を清掃している男性がいた。
 「どちらへ行かれるんですか?」
 「鯖湖湯か八幡の湯へ行ってみたいんですけど6時からやっていますよね?」
 飯坂の共同浴場で最も著名な鯖湖湯は新飯坂から一番近い共同浴場だ。と言っても歩くと7、8分はかかりそうだが。
 八幡湯は鯖湖湯の近くにあるもう一つの共同浴場。
 前に鯖湖湯に行ったとき、前を通ってここにも入ってみたいと思った場所だ。
 他の共同浴場はみんな川のそばから川向こうに固まっていて、新飯坂に近いエリアには残念ながら一つもない。
 「ああ共同浴場は6時からです」
 「入浴券を扱っている店も6時から開いていますか?」
 「・・・さあーそこまでは判らなくて申し訳ないです」
 新飯坂の従業員はみんな親切で腰が低い。
 とにかく行ってみることにした。
 鯖湖湯は確か券売機が置いてあったから6時からでも入れるが、他の共同浴場は全て近くに入浴券を販売する店舗があって、直接現金では入浴できないはずだから、風呂が開いていても店が開いていなかったらアウトだ。




朝見ても、やはりどことなくうらぶれた雰囲気の飯坂温泉の通り




2-2ちっちゃな入浴券へ続く


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