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鳴子温泉巡り旅

9.庭園の奥の貸切露天風呂






 飯坂温泉といえば肌のすべすべ感が楽しみだった。
 乾いてくるとすぐにすべすべするのが実感できる。
 露天風呂の脱衣所を出たところに、自分で好きなことを書いて貼って行かれる短冊コーナーのようなものがあった。
 お風呂の感想、自分の夢や願い、俳句や川柳など、みんな自由に書いてある。
 カナとレナも書こうとしたが、備え付けのペンが乾いてしまっていて書けなかったので、紙だけ部屋に持ち帰って書くことにした。

 浴室を出たところにお茶のサーバーと魔法瓶が三つ置かれていた。魔法瓶の中にはカモミール、ブルーベリー、ローズヒップの三種類のハーブティー。紙コップも備え付けられていて、お風呂上がりに自由に飲めるようになっている。
 内風呂の方から出てきた女性が、カナに小学三年生ぐらい? レナに幼稚園かな? と、聞いてきた。
 カナは「うん、三年生」と答えたが、レナはもじもじと母の後ろに隠れてしまった。
 カナも小柄だけどレナはさらに小柄。小学生に見られることはほとんどない。


■左 露天風呂を出たところに、感想や一句したためるための短冊がある
■右 別館大浴場の前ではハーブティーのサービス



 実はカナは明後日、9月17日が9歳の誕生日だ。
 今回のキャンプ旅行は彼女の誕生会を兼ねている。
 プレゼントはニンテンドーDS Liteがほしいとねだられていて、前倒しに先週渡していた(手に入れるのにどんなに苦労したかはブログで ニンテンドーDS Lite販売の店を探せ)。
 だからとにかく今はDSに夢中。
 布団の中でもぴこぴこやっている。
 そして眠くなっても寝なかったことから、カナは詰まらないことでぐずぐずと言い始めた。レナはもう大人しく寝ている。
 その間、パパは一人でお風呂に行って戻ってきた。
 「カナ、パパとお散歩に行こう」
 「・・・」

 部屋を出たパパとカナがいつまでも戻ってこないので、自分もお風呂に行くことにした。
 さっき行った露天風呂歩楽里の手前にあった別館の内風呂にするか、ロビー方面にある本館の内風呂にするか迷ったが、何となく本館の方が雰囲気がありそうだったので本館に向かった。
 人けの無いロビーにパパとカナがいた。カナはもう機嫌を直しているようだ。
 私が手にタオルを持っているのを見てか、パパはロビーから見える小さな庭園の方を指さして、あの向こうにもお風呂があるんだと教えてくれた。どうやらうろうろしているうちに見つけたらしい。
 ははぁ、きっと貸切風呂だな。この旅館にはふたつ有料オプションの貸切風呂があるが、申し込まないと場所を教えてくれないらしく、廊下などには大浴場しか案内が記載されていない。
 「カナがあのお風呂に入ってみたいって」
 無理だと思うけど行くだけ行ってみるか。

 庭園に面したガラス窓の一角にドアがあった。サンダルが用意されている。
 カナの手を引いて庭を横切り、そっと覗き込むと確かにこぢんまりとした綺麗な露天風呂があった。入り口に、有料なのでフロントでお申し込み下さいと張り紙が張られている。
 「ここは勝手に入っちゃいけないお風呂みたいだよ」
 「なんだそうなの」
 カナは割にあっさり引き下がった。




旅館新飯坂の雰囲気の良い貸切露天風呂




1-10自家源泉だとは知らなかったへ続く


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