子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 桜の古都巡り*奈良観光旅行記 > 3-28吉野の民宿 桜山荘花屋

◆◇桜の古都巡り◇◆
奈良観光旅行記

28.吉野の民宿 桜山荘花屋






 歩き出すと思いのほか坂が急であることに驚かされる。
 目で見たままよりも斜度がきつい。歩いていると足を持ち上げるのがだるくなってくるほど。
 正直なところこんなに坂がきついと、明日とか吉野を歩き回るのはかなり厳しいんじゃないかと思うくらいだった。

 歩き出してすぐに左手に御食事処花屋という店があり、その店の壁に「旅荘 桜山荘 花屋→150m先」という木の看板を見つけたので迷わず着けそうだ。この食事処は経営者が同じなのだろう。


正面に見えているのが黒門



 次に見えてきたのは瓦屋根の門。黒門と呼ばれる金峰山寺の総門だ。
 昔は馬を下りて潜らなければならない門だったそうだが今は普通に道路が通っているだけだ。千社札がべたべたと貼ってある。

 坂はさらに急になり、大した距離ではないのに息が切れてきた頃、道の左手に桜山荘花屋を見つけた。
 ちょうど歯がため関谷地蔵菩薩と染め抜かれた幟が沢山立っている弘願寺という寺の斜め向かいだ。





 入口は旅館で通るがロビーは狭い。宿の人は愛想良く、通された部屋は二階の通りに面した突き当りだった。
 部屋はシンプルだが清潔で十分に広い。窓を開けると先ほどの弘願寺や向かいの和菓子屋、通りを行き来する観光客や左手奥の方にどっしりとした鳥居も見えていた。


■上段 桜山荘花屋の前から銅の鳥居の方を見て
■中段左 左側に建つ建物が桜山荘花屋 中段右 桜山荘花屋のロビー
■下段左 桜山荘花屋の客室 下段右 桜山荘花屋の2階の部屋から見下ろしたところ




3-29夕暮れの吉野へ続く


桜の古都巡り*奈良観光旅行記 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME