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◆◇桜の古都巡り◇◆
奈良観光旅行記

21.あすか野ログハウスと飛鳥の夢市











 結局あすか野ログハウスは駐車場を過ぎてさらに少し坂を下りたところにあった。
 軽食といってもファミレスとか喫茶店のような店ではなく、露天の屋台に近い。
 ごちゃごちゃとメニューの貼紙やパンダやカエルの置物、顔出し看板などが置いてある。統一感まるで無しの怪しさ。

 果肉ソフトクリームというのが美味しそうだったので、あすかルビーという苺のソフトを頼んでみた。
 目の前で生の苺を機械に投入してクラッシュ、そのままくるくるとソフトクリームに巻いてくれる。
 草餅や五平餅も食べた。五平餅は今から焼くから数分待ってくれと言われて焼き立てが食べられた。


ちょっとB級な雰囲気だけど軽食を取るのに便利なあすか野ログハウス



 「後は飛鳥の夢市だけど・・・」
 あっ、その名前、さっき来るときに見かけたよ。公園の芝生の横の道を通っているときに芝生と反対側にあった古代米の農村レストランとかの近くで。

 公園に戻ると飛鳥の夢市もすぐにわかった。農村レストランの同じ建物で記憶の通りだった。
 ここにはキトラ古墳の四神をデザインした商品などもあって青竜、朱雀、白虎、玄武の四種類ある醤油とか面白かった。四神をプリントしたクッキーなんかも売っている。
 ちなみにキトラ古墳の壁画はこの旅行のすぐ後に東京国立博物館に来たのでそこで実物を見ることができた。
 とあえずこの飛鳥の夢市で購入したのはあすかルビー大福。
 あすかルビーってここに来る途中に見かけた苺農園辺りで作っている品種なのかな。


こちらは飛鳥の夢市。桜は飛鳥の夢市の外に咲いていた桜。
キトラ古墳の四神をモチーフにした食品が面白かった。



 この時点で既に2時半を回っていた。
 ちょっと待て。
 今夜の宿泊地である吉野まで行くのに乗らなきゃいけない電車は3時34分発。
 ってことは、あと1時間で飛鳥駅まで戻らなきゃならないってことじゃないか。
 いったいいつの間にこんなに時間を消費しちゃったんだ? まだ予定していたルートの半分も来ていない。後半は諦めてもう駅に戻ることを考えないと。

 当然カナはえーっと不満の声を上げる。
 しかし吉野ではロープウェイで宿のあるところまで登らなきゃならないし、今夜の宿は夕食も頼んである。時間をずらすわけにはいかない。
 レンタサイクルでも普通にコースを回れるだろうって言っていたし、出発した時は余裕だと思っていたんだけどな。酒舟石とか蘇我入鹿首塚とか甘樫丘展望台とかとても行く余裕はない。
 「しょうがないよ。またいつか来よう。今度は橿原神宮方面で自転車を借りて回ろう」

 となれば急ぐべし。
 自転車に乗り飛鳥歴史公園石舞台地区を抜け飛鳥川沿いの道を走り亀石は通らず大通り沿いに亀石の近くまで戻ってきた。
 ここからまた細い道に入る。
 地図担当のカナに行きとは違う見どころがあるの?と聞くと、鬼の俎などの巨石があるとのこと。

3-22鬼の雪隠・鬼の俎へ続く


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