◆◇桜の古都巡り◇◆
奈良観光旅行記
もっともっと眺めていたい気持ちはあったが、三輪駅近くの万直し本店が閉店してしまってはまずい。後ろ髪をひかれるように名残惜しい気持ちを持ちながら丘を下りた。
後から調べたらこの丘は大美和の杜という公園の一部で大美和の杜展望台として知られた場所だった。
もし誰かに桜の季節に奈良に行こうと思ってるけどと相談されたら、ガイドブックに載っている有名な場所もいいけど大美和の杜はぜひ行ってみてとお勧めしたい。
また重たい荷物を肩にかけて、丘の斜面につけられた小道を下りて、今度は久延彦神社に着いた。
ここは木に囲まれた瓦屋根の社で、知恵の神様らしく梟が祀られている。
さあ、勉強ができるようになるように真剣にお祈りしてと言うと、子供たちにうへえという顔をされた。
久延彦神社の前にも小さな展望台があって、先ほどの大美和の杜展望台と同じ方角が見えるのだが、こちらの方が少し位置が低いし左右の見晴らしも劣る。
さらに夕暮れが近づいて日差しが弱まってきた。
■上 久延彦神社の鳥居 ■左下 久延彦神社の鳥居を振り返って下から見上げたところ
■右下 大神神社の二の鳥居まで戻って来たところ
久延彦神社からは竹林の斜面に作られた石段を下りて若宮社の前も通り、行きに使った道とは違うルートから大神神社の二の鳥居まで戻ってきた。
5時ちょっと過ぎに万直し本店に入る。ほぼ予定時刻通りだ。
女性の店員がメニューを運んできた。