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◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス

24.ハウステンボスの7つのエリア













 まずハウステンボスが何であるかなのだが、私の認識では一種のオランダを模したテーマパークだった。
 今でもそれは間違っていないと思っている。
 しかし人によってはあれはテーマパークではなく、本当にそこにある街だという。
 遊園地のつもりで行っても満足度は高くない、TDRと比較したらアトラクションにもがっかりするだろう。むしろ街並みを楽しむべきだ、判る人にだけ判る大人の街なのだと。

 実際に行ってみて、ターゲットはどういうお客さんなのか判らないというか、はたまた万人受けするようにあれもこれも取りいれた結果、例えば大人向けの部分と子供むけの部分が激しく乖離してしまったと言うか、統一感がなくなってしまったように感じた。
 それは仕方ない。
 日本にはTDRというモンスターテーマパークがあり、何を作ったってそこと比較されるし、立地条件からする集客を考えるとハウステンボスの努力は群を抜いていると思う。
 一度行っただけの自分にえらそうなことが言えないのは判っているが、初めて訪ねたユーザーだからこそ感じる部分はあると思う。
 ハウステンボスがよくないなんてまったく思ってない。
 中途半端さも含めて、愛すべきテーマパークだと思う。





 さて、TDLがファンタジーランドやウェスタンランドにエリア分けされているように、ハウステンボスも7つにエリア分けされている。
 敷地はちょうどTDLとTDSを足したぐらいとかなり広い。
 オランダらしく各々のエリアは運河で区切られ橋でつながっている。

 まず入口入ってすぐがブルーケレン。
 完成したばかりの新アクティビティ アドベンチャーパークを除けば、各種資料館やレンタサイクル・水陸両用ダックツアーなど移動用乗り物の受付、そして風車が回りチューリップが咲き乱れるオランダの田舎を再現したキンデルダイクと、静のエリアだ。

 橋を渡って次がニュースタッド。
 いわゆる遊園地っぽいアトラクションは、ほぼこのニュースタッドとニュースタッドのさらに奥にあるスリラー・ファンタジー・ミュージアムの二か所に集まっている。
 ニュースタッドは未来的な、スリラー・ファンタジー・ミュージアムはお化け屋敷的なアトラクションが中心だ。

 ニュースタッドとスリラー・ファンタジー・ミュージアムはメインストリートの左側になるが、右側にはまた別のエリアが広がっている。
 ニュースタッドの右側はアートガーデン。大きな観覧車が目印で、他に乗馬体験できる馬場や園内最大の花壇があるらしい。

 スリラー・ファンタジー・ミュージアムの右側はビネンスタッド。ある意味ここがハウステンボスの中心と言ってよいのかな。アレキサンダー広場というステージのある広場を中心に、土産物屋さんが沢山軒を連ねる。
 更に港に面した一番良い立地には、ホテルアムステルダムが建つ。

 ビネンスタッドのさらに右。アートガーデンとは陸続きになっているエリアはユトレヒト。ユトレヒトのランドマークである塔 ドムトールンはかなり遠くからでも見えるので、それを目印に進めば良い。
 ユトレヒトはまあドムトールンがほとんどになるけれど、ドムトールンの中は各種レストランになっている。

 そしてハウステンボス最奥がフリーゾーン。
 その名の通り、無料エリアとなる。
 つまり、ハウステンボスの敷地内には違いないが、入園料無しで出入りできるゾーン。
 ここには長崎空港行きの船が発着するマリンターミナルや、ホテルヨーロッパ、フォレストヴィラ、ウォーターマークホテルといった宿泊施設があり、一番奥にはパレス・ハウステンボスという宮殿が建っている。


ゲートを入ってから、いかにもオランダという風車とチューリップのキンデルダイクに向かう途中の景色。




3-25キンデルダイクの風車とチューリップへ続く


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