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◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス

2.長崎バイオパーク計画






 長崎バイオパークは動物園の名前だ。

 何故に長崎バイオパークかというと、なんとハウステンボスから長崎バイオパークに向けて無料のシャトルバスが一日三本往復しているからだ。
 それもバスの発着所のひとつが、ばっちり私たちが宿泊予約を入れたホテルローレライ
 ということは、もう一度繰り返すが本日の予定はこんな風に組むことができる。 
  1. 稲佐山温泉ホテルアマンディをチェックアウト
  2. 長崎市の北部エリア観光名所 平和公園や浦上天主堂を見学
  3. 11時03分 JR浦上駅からシーサイドライナー乗車
  4. 12時22分 ハウステンボス駅到着
  5. 12時50分 ホテルローレライ発長崎バイオパーク行きのシャトルバス乗車(予約済み)
  6. 13時35分 長崎バイオパーク到着 3時間15分滞在
  7. 16時50分 長崎バイオパーク発ハウステンボス行きのシャトルバス乗車(予約済み)
  8. 17時30分 ハウステンボス到着 ムーンライトチケットで入園
  9. ハウステンボスで夕食、散策など、適当な時刻に退園して徒歩でホテルローレライに戻り宿泊

 うーん、自分で言うのもなんだが、完璧すぎる計画。
 初日同様完璧すぎるあまり、きっちきちに予定が詰め込んであって、どこかでずれが生じると厳しいのが難点。
 一番ぎりぎりまで悩んだのはシーサイドライナーでハウステンボス駅に到着してからバイオパーク行きのバスに乗るまで30分も余裕が無いこと。
 この間に、ハウステンボス駅からホテルローレライまで移動し(一応駅から徒歩1分とは書いてある)、チェックイン時間には早いのだが、とにかく荷物だけローレライに置かせてもらって、それから長崎バイオパーク行きのシャトルバスに乗らなくてはならない。
 念のため事前にローレライに電話で確認したところ、妙に気さくな担当者が「お荷物もお預かりできますし、十分間に合いますよ、何ならバイオパークのシャトルバスをお客さんが乗るまで停めておきますのでご心配なく」と安請け合いしてくれた。







 もう一度話を戻そう。
 現在はまだ早朝。
 稲佐山温泉ホテルアマンディの夜景ビューの一室にて、なすすべもなく窓の外の暴風雨を眺めている。
 今日の午前中はもういたしかたない。
 例え平和公園見学などを諦めるとしても、浦上天主堂には行かれるだろうし、あまりにも風雨が激しく浦上天主堂まで歩けなかったとしても、長崎原爆資料館に行くなど手はある。少なくとも長崎市内の観光ならば、天候に左右されないところもあるはず。
 さらにテレビの天気予報によれば、昼ごろ向かう予定の佐世保方面は降水確率10パーセント。
 やはり運はついている。
 一番ひどい嵐はもう収まりつつあると見てよい。

 そうと決まれば荷物を纏めよう。
 昨日の移動は手ぶらで観光サービスを利用するため(結局アマンディが加盟していなかったからコインロッカーに入れる羽目になったが)荷物はひとつにまとめた。
 今日の移動は、特に午前中は大荷物を持ったままの観光になるので、分散してめいめいが持つことにする。
 シーサイドライナーに乗るまでの辛抱だ。
 電車の中では降ろせるし、ハウステンボス駅前のホテルローレライに着けば預けられる。
 午後の長崎バイオパークや夜のハウステンボスではもう重たい思いをする必要はないはず。


アマンディをチェックアウト



 本当はアマンディで朝風呂にも入りたかったが、この嵐だし、今日の分刻みの予定のハードさに、体力を使う朝風呂は断念した方がいい。
 後から思えばのんびり朝風呂が楽しめたのは、初日に泊まった小浜温泉だけだった。
 実際温泉らしい温泉に入れたのも小浜温泉だけだったが。

 結局8時50分のシャトルバスを利用した。
 クールでトレンドを意識した部屋の作りと裏腹に、やけに俗っぽい印象のあるロビーの階に降りてチェックアウト。
 昨日シャトルバスを降りた入り口に、今日も同じマイクロバスが止まっている。
 乗ってすぐに発車。
 市内に向けて坂道を降りていくと、もう道が渇きかけている。
 雨がやんだのだ。
 すごい、やっぱりツイてる。
 まだまだ油断できないとはいざ知らず、私は荷物を抱え寄せた。






3-3稲佐山を降りて平和公園へへ続く


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