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◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス

6.小浜温泉バスターミナル






 ワゴン車で連れて来て貰ったのは小浜温泉のバスターミナルだった。
 場所は国道沿いで、昨日の花火が上がったお祭り会場より少し北、つまり旅館國崎から見ると温泉街の反対側なわけでかなり距離がある。送ってもらえて本当に助かった。

 バスターミナルから国道を挟んだ正面には海に面した白いテラスのある建物が見える。
 「iマーク」のついたこれは小浜温泉観光協会。
 何故か片手を上げた等身大オバマ大統領フィギュアなんかも立っている。

 小浜温泉バスターミナルは、昨日の諫早バスターミナルと比べればこそ小ぢんまりとしているが、思ったより大きな施設だった。
 旅行客や地元の人が椅子に座ってバスを待っているが、比較的大荷物の人は少ない感じ。
 私たちが乗る予定の24分のバスは少し遅れているということで、各駅停車の別のバスが先に案内されていた。







 予定時刻を5分ほど遅れて「長崎駅前」、「特急」などと書かれた大型のバスがターミナルに入ってきた。
 ターミナルで所在無げに待っていたほとんどの客が乗り場に一列に並んだ。
 バスの始発がどこなのか判らなかったが、既に席は半分以上埋まっていて、更にこの先で乗ってくるお客さんもいるそうで、係りの人は列に並んだ人数を数えはじめた。
 私たちは大きなボストンバッグをひとつ持っていたので、それはバスの床下の荷物置き場に詰めることになった。
 急行とは書かれているが、空港線でもない路線バスで荷物を床下に積むというのは自分としては驚きだった。

 座席はぎりぎり。
 子どもたちは二人並んで、私も通路を挟んで隣に座ることができたが、小浜温泉を出るときにはほぼバスは満席になっていた。





 バスに乗ってしまえば安心。
 後は1時間15分ほどで長崎駅前に着く。
 今日は昨日と違って何時にどこに着かなくてはならないという制約も無いし、のんびり振動に揺られていればいいだけ。
 窓の外は穏やかな晴れ。
 昨日のような突き抜けるような青空ではないけれど、春らしいうすぼんやりとした緩い晴れ。
 たなびく湯煙の温泉街が遠ざかる。
 海沿いのアップダウン。
 なんだか少し眠くなる。






2-7手ぶらで長崎観光のサービス発見へ続く


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