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◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス

3.昨夜の話-旅館國崎の貸切檜風呂






 そうそう昨日書き忘れたことがひとつ。
 昨夜、旅館國崎のお風呂にもう一つ入ったんだった。

 貸切露天風呂に入った後、部屋で一休みして、それから寝る前にもうひと風呂。
 レナはもう眠いと言うのでそのまま寝かせて、カナと二人で入ってきた。
 ちょうど部屋の入り口を出た廊下のガラスから見下ろすと見えるところにある、離れ風のひのき風呂。







 湯気がもうもうで蒸し風呂のようになっていたそこは、薄暗い中に桧の丸太を組んだ浴槽がある。
 何と言うか、普通のお風呂のように浴室と浴槽が一体になっているのではなく、丸太で組んだ大きな浴槽をどしっと設置した風なところが変わっている。
 だから浴槽の縁が、他のお風呂より高い位置にあるような気がする。ふしぎな感覚だ。

 そして浴槽の横には丸太を縦に薄く割って板にしたものをキャンバスにしたユーモラスな絵が掛っている。
 この絵に限らず、旅館國崎の館内にはあちこち素敵なイラストがある。
 例えばこの浴室のシャワーのところにも、シャワーをクジラに見立てた「シャワーはお湯になるまでちょっと待ってね」という木片とか。
 実はこれらのイラストは、全て御主人の奥さまのお父様の筆によるものだそうだ。
 絵の先生をしていらっしゃるというお父様の、センスが感じられるイラストは館内のあちこちで目にすることができる。

 お湯は昨夜の露天風呂と比較して、ここが一番濃いような、鮮度が良いような気がした。
 浴槽が木というのも好みだ。
 これが昨夜の話だ。


旅館國崎のお風呂の中ではこの檜風呂が一番気に入った




2-4お風呂のドアはどこに通じる?へ続く


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