子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 赤倉温泉子連れスキー > 2-5赤倉温泉スキースクール事情

■□■赤倉温泉子連れスキー■□■

5.赤倉温泉スキースクール事情



 午後からは子供たちをスキースクールに入れることを考えていたので、宿に戻る手前で、赤倉スキー学校の建物を見つけて寄ってみた。
 実は赤倉温泉スキー場には六つのスキースクールがある。スノーボードやテレマークスキーの学校も入れれば九つだ。
 大規模なスキー場であるにしても何でこんなに沢山あるのかと思えば、どうもそれぞれのエリアで開発した観光会社が異なり、それぞれが独自のスキースクールを持っていることによるらしい。料金体系もクラス分けの基準もまちまちだ。
 だからこの、赤倉スキー学校というのも、赤倉温泉スキー場のスクールを統括しているというわけではなく、赤倉温泉スキー場の駐車場から一番近いスクールの一つに過ぎないということだ。

 ちょうどお昼時なので受付は空だった。
 料金表が張り出してあるので見てみる。
 私たちが希望している条件は、
 「小学二年生(あと1日で4月になれば三年生)のカナだけでなく、幼稚園生(あと1日で4月になれば一応小学一年生)のレナも入れるスクールであること」と、
 「半日コースで、なるべく料金が安いこと」と、
 「今から申し込んで今日の午後、レッスンを受けさせてくれるところ」の三つだ。
 年末年始に行ったまつだいファミリースキー場は、未就学児のレナは6歳でも受け付けてもらえなかった。
 だから仕方なくカナだけをスクールに入れたのだ。
 カナとレナが同じクラスに入れればレナにとっても励みになるが、まあ別々でも構わない。
 カナは前回入って、少しは滑れるようになっているし、レナはまだ一人では滑れないから。
 しかしここの料金表を見て躊躇した。
 ジュニアレッスンは小学校四年生以上だから、カナも当てはまらない。
 それ以下だと「ちびっこ集まれ90分」というクラスになるようだ。
 90分で一人5,000円・・・。
 姉妹二人頼むと一万円かぁ。ちょっと高すぎ。
 まつだいファミリースキー場の半日2,000円というスクール代は破格だとは思うが、せめて3,000円ぐらいで何とかならないかな。
 事前にネットで調べたら、泊まっている和泉屋から一番近いと思われる赤倉くまどースキー学校がやはり5,000円(但しこちらは90分ではなく2時間)、ちょっと登ったところにある赤倉ヨーデルスキー場が3,000円と比較的リーズナブルだったはずだ。
 全てのスキースクールがウェブサイトを公開しているわけではないので、赤倉銀嶺スキー学校や新赤倉スキー学校については判らなかった。
 どこかで料金一覧表のようなものは手に入らないかな。
 ふと道向かいを見ると、赤倉温泉観光協会のインフォメーションセンターが目に付いた。
 あそこに行ってみよう。


赤倉スキー学校 その向かいの赤倉温泉観光協会インフォメーションセンター


 事務所のような受付で、スキースクールについて伺いたい旨伝えたが、インフォメーションセンターでも情報は手に入らなかった。
 結局スクールはめいめいで運営していて、どこかが情報を一括で公開しているということはないという。
 係りのお姉さんは親切だったが、妙高全体の無料観光ガイドブックをくれて、このリストにあるスキースクールそれぞれに問い合わせてみて下さいと言われておしまいだった。
 赤倉ヨーデルスキー学校を検討していることを伝えると、ヨーデルの受付に行くには、とにかくゲレンデでリフトに乗らないと行かれないと言う。
 パパが、なるほど不便な場所にあるから料金が安いのだろうと言った。



2-6.赤倉くまどースキー学校に決めるへ続く


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