子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 赤倉温泉子連れスキー > 1-5長野から群馬へ

■□■赤倉温泉子連れスキー■□■

5.長野から群馬へ



 「立ち寄りする温泉は鹿沢温泉でいい?」
 「どこ、それ」
 「群馬」
 「群馬ぁ?」
 群馬ったってここはほとんど長野と群馬県境なんだからすぐだよ。あっ標識がある。鹿沢温泉までは2.8キロだって。


スキー場から湯の丸高原へ向かう道
ルート上には転々と観音像が並び旅人を見守る


 一昨々年辺りまで、今の新潟以上の頻度で群馬に通っていた。
 群馬の温泉にはずいぶん行ったけど、取りこぼしていて心残りが強かった温泉の一つがこの鹿沢温泉だ。
 鹿沢温泉の紅葉館は日本秘湯を守る会の宿で、昭和三年に南極越冬隊長 西堀栄三郎らがアメリカ民謡「いとしのクレメンタイン」の曲で雪山賛歌を作詞したことで知られている。
 県境を越え、季節には湯の丸ツツジの群生が見られる斜面を見ながら進むと、何やら前方は激しい雪。
 急カーブの続く路面はすり減ったスタッドレスにはきついようで、時々ずるずる滑る。
 休暇村鹿沢のスキー場らしきものが左手に見えると、右側に青い巨大な氷の固まりのようなものが見えた。
 あれは何だろう。
 天然物?
 人工物?
 それを過ぎて右手に何軒かの家が見えたと思ったら、その中央が紅葉館だった。


謎の巨大な氷の固まり 何ですか? これ




1-6.激しい雪の中、紅葉館は待っていたへ続く


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