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本栖湖キャンプ便り・水着で過ごす湖畔の休日

8.午後のキャンプサイト



 壁を隔てた男湯から「もう出るよ」と、パパの声。
 まだ出たくないとは子供たちの弁。
 そこを何とかなだめてようやく外へ連れ出す。
 ロビーで宿のご主人が、「6月なら蛍がいっぱい飛んでいるんだよ、また来年もおいでね」と、カナとレナにぺろぺろキャンディーをくれた。

 帰りがけに途中の道の駅「しもべ」に寄って、トマトと葡萄を仕入れる。
 ここは下部農村文化公園も併設されているけど、ここで遊ぶのはまた今度。日が暮れる前に本栖湖で夕食の準備を整えなくちゃ。


道の駅しもべ


 もと来た道を戻るのは早いような気がするのは何故。
 午後には雲が増えて、もう富士の姿は見えないのに、それでも浩庵入り口の五千円札スポットには何人もの観光客の姿がある。
 午前中なら端正なシルエットが見えたのに。
 テントサイトに着くと、午前中はがらがらだったスペースにも、かなりテントが増えていた。特に湖岸は幼稚園から小学生の子供を連れたファミリーキャンパーばかりのようだった。

 火をおこして、野菜を洗って、テントの中でエアーベッドを膨らませる。
 レナが自分でやりたいというので、空気を入れるのを手伝わせた。前使っていたエアーベッドは長方形をそのまま立体にしたもので、かなり厚みもあって膨らませるのがとても大変だった。しかも数回使ったら二つあるうち一つは空気漏れをするようになり、先日処分してしまった。
 今使っているタイプは波形に細く空気を入れるタイプで、前の物に比べると拍子抜けするほど空気を入れるのが楽ちんだ。しかも寝心地もこちらの方がいい。
 レナが喜々として足踏みポンプを押しているのを見て、カナも「私もやりたい」と言い出した。じゃあそれぞれ自分のベッドは自分で膨らませようか。


蚊取り線香(アウトドア仕様) テントの中の準備、エアーマットを膨らませて




1-9.お友達ができたよへ続く


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