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◇◆がんばれ新潟◆◇
雪国のお正月2007

3.大沢ゲレンデ










 すったもんだあったがなんとか大沢ゲレンデの駐車場に到着した。
 駐車場から真っ直ぐ見上げるゲレンデは、まつだいファミリースキー場のような初・中級者向けのこぢんまりとした斜面を見慣れた私には、えらく急で威圧感があるように見えた。
 しかもまだお昼時だというのに、コースは影になっている。日当たりが悪いのだ。
 大丈夫かな。この斜面。泣かずに降りてこられるだろうか。

 最初は時間が時間なのでお昼を食べてから午後券を買うことを考えていたが、日影で寒々とした雰囲気のレストハウスが一軒あるだけだったので、まずメインゲレンデの方に板を履いて移動してから昼食を取ることを考えよう。
 幸いまつだいファミリースキー場と違って、ここは12時から午後券の時間帯に含まれるようだった。

 大沢ゲレンデの出発点からは二つリフトが動いている。
 右側のリフトがメインのようで3人乗り。絶え間なく人が乗り込んでいる。
 左側のリフトは右側とはV字に離れていて、どこへ向かうのかあまり人も乗っていないようだ。おそらくは山向こうの当間ゲレンデに繋がっているものとみえる。
 まずは右側のリフトに乗った。
 リフトの椅子はまつだいファミリースキー場以上に古そうな感じだったが、速度は速く、金属のバーが付いているだけ安心できる。
 私は高所恐怖症なのだ。

 リフトの上から見てもこのゲレンデは斜度がきついように思う。
 上級者向けとはいかないけれど、中級者ゲレンデとしては難しい方だろう。巾が広く雪が固まりきっていないのが幸いか。
 そういう意味では駐車場からすぐにリフトに乗れるのは良いけれど、大沢ゲレンデは子連れや初心者スキーヤーには向いていないようだ。
 まあうちの娘たちは何とか降りられるだろう。
 一番きついのは私自身だったりして。
 リフトはかなり長く、足の先が冷えてきた頃ようやく終点に着いた。



大沢ゲレンデ



 終点からの景色は最高だった。
 ちょうどここからは、今上ってきた大沢ゲレンデに滑り降りることも、上越国際のメインゲレンデ方面に滑り降りることもできるようになっている。
 向かいの山々が見える。
 ちょうど上空と地上は晴れているのに、山々の峯には白い絵の具で塗りつぶしたように雲が懸かっていて、それが逆に山の高さを本物以上に高く見せていた。奥行きのある広々とした風景だ。
 ここからはまだ手前の丘が邪魔で、グリーンプラザのあるメインゲレンデは見えない。もう少し滑り降りなくてはならない。
 パパが先頭に立って滑り始めた。
 カナとレナが続く。私はしんがり。



さあ、上越国際スキー場のメインゲレンデ目指して滑り降りるぞ




5-4上越国際スキー場へ続く


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