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がんばれ新潟■雪国のお正月*2006■

3.五十沢への道を問う



 さて、金誠館をチェックアウトして、向かったのは五十沢(いかざわ)温泉。
 金誠館の大女将さんによると、トンネルを通ればすぐで道の雪も心配ないだろうというので行ってみることにした。
 五十沢温泉のゆもとかんには、この辺りでは有名な大きな露天風呂があるという。

 行けば判るだろうという気持ちが半分、雪で看板など埋もれて判らないかもしれないという気持ちが半分。
 ナビを見ながら適当に車を進めた。
 昨日のことがあるから不用意に細い道に入りたくない。
 道の先にそれらしい看板が見えてきた。
 そこまで進めば判るだろうとは思ったが、念のため道ばたにいた地元のおばあちゃんに聞いてみた。
 「五十沢温泉のゆもとかんというところに行きたいのですが」
 「お風呂ならそこを左へ曲がれば300円のところがあるよ、大きいのが良ければその先を右へ。そっちは500円だよ」
 どうも300円は旧館の方、500円は本館の方らしい。
 大きな露天風呂があるのは本館だ。


視界一面銀世界 道路もよく見えないほど白い


 看板まで進んでみると、確かにゆもとかん本館は右へ曲がるようだった。
 曲がってすぐ正面。
 年季の入った大きな旅館だ。例えば湯治宿などには、高級さはなくとも年季が入っていい色の出ている宿があるが、ここはある意味いい色の出ていない年季の入り方だった。

 駐車場は融雪水が小さな噴水のように出ていて水浸しだった。
 確か遅くまで日帰りを受け付けていたと思うが、朝は何時からだったか調べてこなかったのでまずはフロントに聞きに行くことにした。
 旅館なので泊まり客が多かったり忙しい時間だと断られることもあるかもしれない。
 「あのう、今日は日帰り入浴は受け付けておられますか?」
 下足番をしていた仲居さんは、ちらりと時計を見て、「10時からだけど、もう入っていいよ」と言ってくれた。
 時間は9時50分だった。


あっ、あれかな? 五十沢と書いて、いかざわと読む
ロビーにクマの剥製はいいとして・・・ パンダの剥製?(なるほどザワールドに出演したことがあるらしい)




6-4.ちょっと贅沢な雪見露天風呂へ続く


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