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がんばれ新潟 *古民家で過ごす夏休み*

3.棚田のある風景



 一号館を出てしばらく走り携帯の電波が通じるようになると、着信有りの表示が出た。
 留守電サービスに伝言が残っているようなので聞いてみると、案の定、レナの緊急連絡網で、とりあえず明日の合宿保育は中止とのこと。最終決定は今日の夕方に出るので、もう一度連絡網が回るという内容だった。

 ルートはまたも昨日の行きに通った東側の県道219号線。
 西側ルートの方が近く道も良いのだが、東側には見所の棚田があるのでまずはこれを見学していこう。

 一つ目の棚田は芝峠温泉の手前、向かって右手。
 ちょうど麦わら帽子に虫取り網を持った子供が飛び出してきそうな小径を数メートル入ったところから見下ろすようになっている。
 山の斜面に段々になった不定形の水田が並んでいるのが見える。
 平地の田んぼと違って、機械で作業するのも難しいような立地だ。
 先日、実際に栃木の佐野で田植えを体験してきて、ほんの少しでもその苦労が判るような気がする。




 次の棚田ポイントは芝峠温泉の左側なのだが、ここはベストビューポイントに行くためには少し歩かなくてはならないようで今回は断念。
 もう少し先の清水地区の棚田を目指すことにした。

 旧松代町の作った棚田マップを片手に車を走らせて、ついたところは昨日の行きにも写真を撮ったあそこだった。
 そしてその近くにも他にも小さな棚田があちらこちらにある。
 棚田を見物しようと車を降りると、道の反対側の斜面に黄色い豆科の花が一面に咲いていて、ひらひらと何十匹、いやもしかしたら何百匹もの紋黄蝶が飛び回っていた。






3-4.こども自然王国へ続く


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