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◇◆長野と群馬◆◇
濁り湯露天風呂の旅

6.山田牧場キャンプ場











 今日のお昼はキャンプ場で焼きそば。
 どうやらどこでお昼にするかという話になったときに、キャンプ場で作って食べればいいじゃないと提案したのはパパらしい。
 yuko_nekoさんがてきぱきと焼きそばを作ってくれた。

 焼きそばを作りながら、yuko_nekoさんが言う。
 「私はキャンプ場に泊まりたくないなー。動物苦手だし、落とし物はいっぱいあるし、この放牧地の臭いにも耐えられない。先輩が旅館とチェンジしてくれたらなー」
 「えー、何言ってんの」
 パパはそう言いながらも本気で嫌がってはいない。結構このキャンプ場が気に入ったようだ。
 「旅館を女性陣、キャンプを男性陣にしちゃうっていうのは?」
 「子どもたちはみんな旅館組が引き受けるよ」と私も加勢。
 「まあここはだな」とパパ。「今直ぐに駄目とは言わないでどうしようかな~と引き延ばし、最後の最後にやっぱり駄目って言えば良いんだもんな」






 みんなで焼きそばを食べていると、だんだん牛が近づいてきた。
 一応放牧地とキャンプサイトとの間には柵や鉄条網がある。さらにキャンプ場の出入り口には金属製の梯子を横にしてくくりつけたものがゲート代わりになっている。
 私たちがのんびり食事をしていると、軽トラックに乗ったおじさんが通りかかって、ゲートを閉めないと牛が入って来るぞと注意した。
 客がゲートを閉めるものなの?
 だいいち牛たちはゲートを閉めても柵や鉄条網が壊れているところから勝手に侵入してきた。
 このゲート、牛にはまるで役に立たない上に、閉めたらクローズしているのかと思って他のお客さんが入ってこないよ。そんなんでいいのかい。
 まったくもってテキトーなキャンプ場なのだった。

 私たちがキャンプ場に着いたときには管理棟は無人だった。
 少ししてやけにさわやかな青年がキャンプ場使用料を徴収に来た。
 実は良い場所が無くなってはまずいと慌てて場所取りに来たキャンプ場だったが、私たちが来た時点ではまだほとんどお客さんはいなくてがらがらの状態だった。
 キャンプ場使用料は、
と、なっている。ちなみに泊まりの乗り入れの場合、1泊あたりではなく泊数無制限。無制限って凄いなぁ。住み着く人もいたりして。まさかね。
 うちの車は日帰り乗り入れ料金もけちってキャンプ場の外の駐車場に置いたまま。
 がっちゃんの車はトレーラーを引っ張っているので、すいませんと2台分徴収されていた。
 問題は日帰りキャンプ料金。
 もし当初の予定通り我が家が旅館で、yuko_nekoさん一家がキャンプ場なら日帰り人数は4人、女性陣が子どもたちを連れて旅館に泊まるなら、日帰り人数は5人になる。
 パパは日帰り5人にした。
 えっ、本当にいいの?
 いやいやキャンプ場の日帰り料金は一人250円だから多めに払ったとしても、旅館の方は大人2人、小学生2人の四人で申し込んである。いきなり一人増えても大丈夫かー?
 「す、すいません・・・子供二人の予定だったんですが、昨日もう一人生まれちゃって・・・っていうのは?」とパパ。
 無理に決まってるでしょーが!!






ゲート(って、タダの梯子だけど)を閉めちゃうと、お客さんも入ってこないよ、いいのか? 山田牧場キャンプ場




1-7五色温泉へ行ってみようへ続く


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