子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 九州温泉巡り旅行記*阿蘇-長湯温泉-黒川温泉 > 3-24新明館と山みず木と耕きちの湯・新明館グループ三湯めぐり

◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

24.新明館と山みず木と耕きちの湯・新明館グループ三湯めぐり










 さて、内湯の方だが、この露天風呂から川沿いの「裸の散歩道」なる小路を通って行き来することになる。
 人ひとりがやっと通れる幅の道で、川の側は木の柵、足元はコンクリで固めてあるが、木立の間を通るので落ち葉なども落ちている。寒い時期だと少し辛いかも。
 今も夏ではあるが小雨も降っていて肌寒い。早足で移動した。

 内湯はお風呂と脱衣所だけの湯小屋になっている。
 お風呂は途中に仕切りがあって二部屋が繋がっている仕組み。洗い場も付いている。
 両方の部屋にはそれぞれ長方形の木の浴槽があって、正面の大きな窓からは緑と滝が見える。
 この滝は露天風呂から見えたものではなく、支流の本当に小さな滝なのだが、これがまた絵になるのだ。
 窓からの景色を一幅の絵に見立ててジャストの位置に浴室を置いたようだ。

 二部屋の浴槽は、この時は窓に向かって右側の浴槽のお湯が熱く、左側はぬるめだったが、露天風呂の火薬臭と同じように、二度、三度と入りにいくうちにどっちの温度もあまり変わらなくなっていた。

 湯上りはさっぱりさっと乾く感じでべたつかない。さらさらすべすべの肌触り。この感触も女性に好まれそう。
 しかし着替え一式は露天風呂の方の脱衣所に置いてきてしまったので、また外を歩いて戻らないとならないなぁ


耕きちの割引のことは花みず木のフロントで教えてもらった


 お風呂から上がるとパパは「ここ、行ってみる?」と手のひらサイズのリーフレットを取り出した。
 「新明館グループ三湯めぐり」と書かれたそれは、新明館山みず木耕きちの湯の三ヵ所を紹介する内容で、フロントで山みず木宿泊者のスタンプを貰えば、宿泊証明チケットとして利用できて残る2湯に特別料金で入れるというものだった。

 もともとの日帰り入浴料金は、旅館の新明館と山みず木は大人500円、日帰り温泉の耕きちの湯は400円。
 黒川温泉入浴手形を使えば全部400円相当。
 しかしこの新明館グループ三湯めぐりを使えば一ヶ所300円と一番お得だ。

 というか、そういえば山みず木は新明館とグループ経営だっけと思いだした。
 耕きちの湯はさっきの風の舎の担当の女性が「実は一押し、食事も取れますよ」とたいそうプッシュしていた。こちらも新明館グループだったとは知らなかった。
 黒川温泉と言えば露天風呂巡りの入浴手形で、入浴手形と言えば旅館のお風呂のイメージが強く、つまり事前にチェックしていたのは旅館ばかりだったので、日帰り温泉である耕きちの湯はノーマークだった。
 リーフレットの写真を見ると思いのほか雰囲気が良さそうだし行ってみますか。



3-25黒川温泉の穴場、耕きちの湯へ続く


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