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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

29.地獄温泉清風荘のお風呂探検






 まずは帳場の横の階段から上がってきたところに戻って、脇道のような細い廊下に曲がる。
 廊下の先は左が家族風呂で右がお手洗い。
 家族風呂は二つ並んでいて、他のお風呂が夜12時までなのに対し24時間入浴できる。
 予約は不要で入り口の札を使用中にひっくり返して使う。
 手前の家族風呂は使用中になっていたので奥のもうひとつをのぞいてみたが、1人サイズの木の浴槽に白濁したお湯がたっぷり入っているのを見てわくわくした。




 もう一度自分の部屋の前まで戻り、今度は2階の廊下を直進する。
 廊下の先はそのまま下に降りる板張りの階段になっていて、自販機があり、また廊下が続いていた。私たちの泊まっている客室より少し古そうな作りだ。
 この廊下の先に男女別の浴室があった。たぶん大浴場にあたるお風呂だと思う。元湯と看板が下がっている。

 元湯は混んでいるようだった。
 ざばーっざばーっとお湯を使う音が聞こえ、脱衣所のおしゃべりの声も聞こえてくる。
 場所は判ったので後で空いたらゆっくり入りに来よう。
 たぶん入り口のこの雰囲気だけでも期待できる。




 元湯を通り過ぎてさらに廊下を進むと行き止まりになっていた。
 左手に簡素な下駄箱があり、スリッパをサンダルに履き替えると外に出られる。
 そのまま左手の斜面を登ると野鳥料理 曲水庵と木の看板を入り口に置いた食事処があった。清風荘敷地内のレストランのようだ。
 曲水庵の前をそのまま通り過ぎて進むと二階建ての露天風呂に出る。
 露天風呂が二階建てというのも変な感じだが、これは一階が男湯で二階が女湯で、その女湯は男湯より高い場所にあるので仇討の湯と呼ばれている。
 お風呂は建物の中にあるわけではなく、斜面にあって、建物は単に脱衣所やその斜面を登るための階段の役割を果たしている。
 仇討の湯と言っても女湯から男湯が見えるわけではない。
 本当に普通の露天風呂で、お湯は元湯と同じ源泉なので室内の元湯とは少し離れているが、露天風呂という扱いになっている。





1-30地獄温泉清風荘のお風呂探検その2へ続く


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