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◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記

22.タイムリミットは1時間











 東寺は時間が押し迫っている中、無理して行ってみたわけだが、行ってみた結果、本当に良かったと思った。
 今日の行程だとすっかり失念していたが、今回の京都旅行はまさに桜を巡る旅であり、意図せずして桜満開の時期に重なった。
 しかし昨日まで桜が有名な名所を中心にピックアップしてきたが、今日は行き当たりばったりだったこともあり、朝から晴明神社、西陣織会館、下鴨神社、下鴨神社の境内だけど糺の森と河合神社、そして伏見稲荷大社・・・桜がまったく咲いていなかったことは無いが、どこも桜で有名なわけではないので、ある意味今の時期でなくてはと言うものが無い。
 それに対し、東寺の桜は素晴らしかった。本当に感動した。
 だから最後を〆るのにふさわしかった。
 ちょっと無理してでも行く価値があった。
 その時のことをこれから書く。
 本当に本当に旅と桜は縁なのだ。





 東寺はわかるけど東門と言われてもなぁとタクシーの運転手は自信なさげ。
 このあたりかなと言いながら車を停めたのは市バスの東寺東門前バス停の近く。はい、ここで大丈夫。

 降りるとすぐ目の前に東寺餅の店があった。思っていたより小ぢんまりとした店構えだ。
 素朴なショーケースの中には白い東寺餅、茶色い亥の子餅、薄緑のうぐいす餅、そして三色団子が並んでいる。
 急いで東寺餅の他それぞれの色のお餅をいくつか包んでもらった。これらお餅は東京に帰ってから家族で食べたが、いわゆるほっぺたが落ちそうな味。私が食べたのは白い東寺餅だったが、特に外側のところがとっても美味しかった。





 東寺と言えば五重塔。
 新幹線で京都に着くときに見えるあれだ。
 だから東寺餅を買った後、どちらに向かって歩くかは上を見上げれば判った。あの五重塔の方角に。

 拝観時間はこの季節は5時半までだったが、どちらにせよ5時には京都駅の平林という豆腐料理屋に移動しなくてはならない。
 またタクシーを使うとして移動時間はさほど掛からないだろうから、東寺で過ごせる時間は約1時間。

4-23東寺の不二桜へ続く


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