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◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記

14.蛙吉のランチに目を丸くする











 一番最初に運ばれてきた品に面食らう。
 お抹茶と桜餅・・・に見える。
 当然お腹を空かせたカナなど、おやつを食べに来たんじゃないんだけどという表情になる。
 「えんどう豆のお薄風スープと桜餅に見立てた佃煮の前菜です」
 さらさら~っと言葉が左耳から右耳へ留まることなくすり抜けた。
 目の前に見えているものと口上のメニューが頭の中で一致しなかったからかもしれない。





 抹茶茶碗に入ったそれを一口含むと目が真ん丸に。
 私だけでなく娘たちも。
 桜餅に見える方も一口食べてみる。
 ますます目が丸くなる。
 なんじゃこりゃー。目で見えたもので脳が騙されている。これはデザートに見えるがデザートじゃないぞ。味がおやつじゃなくてとっても美味しい食事だ。
 いきなりガツーンと喰らったインパクト。
 面白い。なんて面白い。

 次に運ばれてきたのは春の籠盛、京とうふソース。
 ホタルイカ、菜の花、生麩、筍など春らしい味覚が可愛らしい竹籠に盛られている。筍の皮もあって、これ、食べてよいのかと迷う。
 ソースはまるでマヨネーズディップのように見えるが豆腐ベース。桜エビと山椒が乗っている。





 それからさわら桜春巻、黄色いパプリカ添え。
 春巻きと言っても塩漬け桜葉が入っていて和風な感じ。とても美味しい。
 もう夢中で食べている。

 次の皿、次の皿と出てくるのが本当に楽しい。
 4品目はさくら茶碗蒸。
 茶碗蒸しと言っても涼しげなガラスの器に盛られていてぷかりぷかりと浮いているのはカエルの卵・・・じゃなくてタピオカかな。
 遊び心に思わずうふふと笑みがこぼれてしまう。








4-15次もまた訪ねたい店へ続く


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