◆◇草津温泉と渋温泉◇◆
真夏の外湯巡り
25.熱の湯の献湯
献湯はすぐに終わり、写真撮影などしている間に今度は急いで隣の熱の湯に移動。
いつもは有料の熱の湯のドアは開いていた。しかし既に中はほぼ満室。満員電車みたいになっていた。こんなことなら
白旗乃湯の献湯前に熱の湯に移動しておくんだった。
とりあえず奥の方に移動した。
前の方に背の高い人がたっくさんいるので全然見えない。
たぶん人がぎっしりいる前に低いスペースがあって、そこにあの有名な湯もみをする四つに分かれた浴槽があるんだろうが、そこがほとんど見えない。
正面に劇の舞台のようなものがあって、そこはよく見える。舞台には地元のタウン誌などの報道と思われる腕章を付けた人たちが何人もカメラを構えていた。
舞台の上には報道陣のカメラマン。そして左手から女神様ご一行が登場
女神様ご一行が入ってきて舞台のそで近くの階段を下りた。
浴槽の周囲を回っているようだが相変わらずほとんどその様子は見えない。
というか、初めてじゃないか、女神様が浴室に入るのは。
多分献湯の儀式を済ませたのだろう、ひとしきり下で何かしてから、今度は女神様は舞台に上がられた。いつの間にか舞台に大勢いたカメラマンは下に降りている。
女神様は熱の湯の湯と私たちの方を向いて感謝の口上を述べられた。
「女神様が・・・しゃべった」とパパ。
そして今度は草津節のメロディーとともに黄色い法被姿の湯もみ保存会の人たちによるリズミカルな湯もみが始まった。
といっても相変わらず下の様子はよく判らない。
情けないことに私たちの前の方にいる背の高い人たちが何人も頭上に伸ばして撮影しているスマホの液晶でその様子が見て取れるだけだ。
だけだけど、結構よく見えるな、これ。とほほ。
舞台は見えるけど、浴槽のある下の方は前の人が邪魔で全然見えなかった。