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◆◇草津温泉と渋温泉◇◆
真夏の外湯巡り

24.草津温泉感謝祭クライマックスその2











 もう人がぎっしりいて湯路広場には近寄ることもできない。
 どちら側から女神様がいらっしゃるのかと思ったら、湯路広場のすぐ脇のちょうどバスターミナル前の信号の処から湯畑方面に入る坂道を下りてきた。
 遠目に何か乗り物に乗った女神様の様子が見えるが、流石にさっきのピックアップトラックじゃない。あれはあまりにも絵にならなすぎる。
 女神様が左右に揺れている。
 目を凝らすと、どうやら神輿に乗っているようだ。担いでいる人たちの歩調に合わせて左右に揺れるのだ。
 もう湯路広場やその向かいの道路、建物のベランダ部分など人がいっぱいだ。こんなに草津に観光客がいたのかと思うくらい大勢いる。





 いつの間にか女神様は輿を下りていた。
 広場の中央には木の台が置かれ、その上に献湯に使われた大きさの紙垂の付いた桶が乗っていた。
 白衣の少年白丁たちが手に手に松明を持って聖歌隊のように広場に一列に並ぶ。
 そしていよいよ女神様が巫女を従えて入場。
 湯桶を前に柄杓で儀式を執り行う。





 広場の次はたぶん白旗乃湯だろうと思ってパパのいる場所まで戻った。
 するともうすぐに女神様ご一行は白旗乃湯に移動してきた。人波が湯路広場から流れて白旗乃湯まで道を作る。
 さすがにさっき入浴していた人たちももう出ただろう。

 女神様は白旗乃湯の前に立ち、またくるりと外湯に背を向けて待った。
 その間に年若い巫女たちがそれぞれ桶を手に献湯のために入っていく。
 あちこちでフラッシュが焚かれる。女神様ご一行の献湯を拝見するのはこれで4回目だが、今回が一番近くで見ることができた。


白旗乃湯の献湯



1-25熱の湯の献湯へ続く


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