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◇◆草津温泉◆◇
子連れでスキーと共同浴場

1.草津の共同浴場は全部で18












三日目 2007年2月11日(日)



 昨夜から今朝に掛けて少し降った雪が屋根を白く染めている。
 朝日は雲に隠れて顔を出さず、パパはしてやったりという顔をした。
 本当なら旅先では晴れてほしい。
 でも昨日、晴れたらまたスキーに行くと子どもたちに約束してしまった。
 カナもレナも滑り始めると朝から晩まで疲れることを知らず滑りまくるので、親はついていけない。とほほ、年だな。
 この天気なら「スキーに行かない」と言っても許されそう。
 スキーに行こうスキーに行こうと親から誘った昨日とは、すっかり立場が逆転していた。

 私たち以外のほとんどのメンバーは、それぞれ朝から時間湯湯治。
 晶ちゃん、えんぴつさん、消しゴムさん、す~さんは地蔵の湯、紺碧七さん、義満さんは千代の湯。
 紺碧七さんのお友達のしんたさんは、草津が初めてらしいのにいきなり昨日、三回も立て続けに千代の湯の時間湯を体験して、今日はちょっと休ませてほしいらしい。
 す~さんのお友達の雪さんも、昨夜の疲れが出たのか朝は姿を見せなかった。
 だださんはいつものように、時間湯には行かず、この場所でゆっくりしているらしい。ほとんどこのコンドミニアムの主と化している。

 「今日はどこか行ったことのない共同浴場に行ってみたいな。それから大滝乃湯と・・・」
 地図を開く。
 えーと、草津の共同浴場は全部で18。
 今まで行ったことがあるのは、白旗の湯千代の湯地蔵の湯煮川の湯凪の湯関の湯喜美の湯千歳の湯長寿の湯瑠璃の湯・・・結構行っているな。
 ということは行ったことがないのは翁の湯白嶺の湯巽の湯睦の湯恵の湯こぶしの湯躑躅の湯町営の湯の8つだ。
 このうち翁の湯と躑躅の湯と町営の湯をのぞく5湯は草津熱帯圏のあるすずらん通り沿いに点在しているから、そこを攻めるのが良さそうだ。端から歩いて入っていって、疲れたらそこで打ち止めにして引き返せばいい。
 あと大滝乃湯は草津の町営日帰り温泉。
 ここはずいぶん前だけど2001年の秋に一度入っている。ただ心残りがひとつあって、ずっと引っかかっていた。だから行きたい。
 当然パパは憧れののんびりライフを満喫するためにここに残るかと思ったら、「俺も行く」。
 えっ、意外。
 だってコンドミニアムでごろごろして、気が向いたらお気に入りの喜美の湯でもふらふらと行って、あとは飲んだくれているのが理想じゃなかったの?
 だださんが、睦の湯とこぶしの湯は清掃時間が遅めで午前中は11時半からしか入れないと教えてくれたので、睦の湯の手前の白嶺の湯と巽の湯を巡り、大滝乃湯を回って帰ってくることにした。
 パパは白嶺の湯と巽の湯を付き合ってくれるという。
 「帰りも同じ道を辿ってくれば帰れるよね?」と、方向音痴の私は心配になって言う。
 「別に同じ道じゃなくてもいいんじゃない? 湯畑を回って帰ってくれば」とパパ。
 「ついでに長寿の湯に寄るって言う手も・・・長寿の湯はちょうど建て替えてぴかぴかになりましたよ」とだださん。
 6月にあさひ荘に泊まったときに建て替え前の長寿の湯にだださんや義満さんと一緒に入りにいった。
 あのとき同浴した地元の方が、祭りが終わったら立て替えなのよと教えてくれたっけ。



3-2白嶺(しらね)の湯へ続く


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