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晩秋の草津旅行記

1.朝風呂に行きそびれてしまった












二日目 2006年11月25日(土)


 旅先では早起きのパパは、長女のカナだけ連れて早々に朝風呂に行ってしまった。
 行き先は昨日と同じ喜美の湯
 レナはまだ寝ているから私はお留守番。
 戻ってきたら交替で行けばいいやと思っていたが、結局朝風呂の機会は逃してしまった。

 朝食前にお客様。
 「おはようございまーす」
 コートを着込んで冷たい朝の空気を室内に連れてきたのはえんぴつさんと消しゴムさんだった。
 朝から来るとは思っていなかったのでびっくり。
 二人は晶ちゃん同様、このところ週末は草津で過ごし時間湯湯治を続けている。
 泊まれるときは一泊で、忙しいときは日帰りで、とにかく毎週末草津に来て、一日四回行われる時間湯をこなしている。
 今朝も既に朝一番の地蔵の時間湯を晶ちゃんと一緒に行ってきたところだった。
 「晶さんに良かったら朝ご飯一緒に食べようって誘われて」と、えんぴつさん。
 もちろん大歓迎。
 朝食はパンとパパ特製ポトフだったが、急な人数増に対処しきれず、えんぴつさんたちには昨夜のきりたんぽ鍋の残り汁で作ったこれまたパパ特製焼きうどんを食べてもらった。

 今朝は快晴。
 旅行では晴れることの多い我が家でも草津は晴れ率が低かったので今回もちょっと心配していたが、それは杞憂に終わった。
 子連れ草津は、日帰り3回、宿泊2回の経験があるが、日帰りの大半は晴れながら、宿泊は2回とも雨に降られている。
 晴れ一家にしてはこの率はかなり悪い。
 正直、鳴子と並んで最悪だ。
 鳴子と違って日帰りの時は快晴だったりして、それほど草津の温泉街に暗いイメージは無いが、それでも共同浴場を巡ったりするときに限って雨だったので、どうにもじめじめした印象は拭えない。
 今回のこれで、鳴子の敵を草津で討ったっていう感じ?
 とにかくようやく青空を見ることができた。

 本当は今日は地蔵の湯の時間湯にトライしようと思っていた。
 パパは最初から千代の湯がいいと言っていたが。
 千代の湯の方が気楽なのは確かだ。
 地蔵はお湯の温度が半端でなく高いし、真剣に湯治をしている人が大勢いるから邪魔になってはいけない。
 千代の湯は体験者は45度までしか温度を上げないし(それでも普通の人にとっては十分熱い)、体験者中心だから足手まといになることもないだろう。
 6月に来たときには、地蔵の湯に三回、千代の湯に一回入らせてもらっている。
 どちらの方が気に入ったかと聞かれれば・・・怖いし辛かったけど地蔵の方が芯まで効いたような気はする。
 千代の方は男性陣が夢中で湯もみしたこともあり、温度が下がりすぎてしまったことも敗因かもしれない。
 ベストコンディションの千代の湯にも入ってみたいな・・・そんな気はしていた。
 だから最初は地蔵にどうぞと言っていた晶ちゃんが、今朝になって「やっぱり千代の方が良ければそうしましょう」とにっこりと言ってくれて、気合いの入りすぎていた緊張が一気にほどけてしまった。
 時間湯の脱衣所の張り紙にも「りきむより、まかせる方がいい」という一言があるが、これは今回は千代に行きなさいと言うカミサマの掲示なのだろう。

※ 時間湯とは、草津に伝わる特殊な入湯方法で、多くの効果があると言われています。現在は、地蔵の湯と千代の湯の二ヶ所で行われていて、千代の湯では初めての人でも気軽に体験入浴をすることができます。時間湯の詳細については、6月に初めて時間湯に行ったときのレポートをご覧下さい → 時間湯について(別窓で開きます)



2-2中和工場-品木ダム水質管理所へ続く


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