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草津温泉・時間湯体験旅

13.持ち寄ったお酒の数々










 あさひ荘では自炊はできないので、夕食は、まこと商店でお弁当や総菜を買ってくることにした。
 だださんの買い出しに同行したパパは、住宅街の中に建つまこと商店を見て、誰かに教えてもらわなかったらとても見つからないような店だと感想をもらした。
 レンジで温める市販のお弁当類の他、手作りの総菜がいろいろ揃っている。特に今日のお勧めと言われて買ってきたというモツ煮は大好評だった。

 空が夕焼けに染まる頃、いつものように紺碧さんが持参してくれた大量のプレミア焼酎がテーブルに並び、めいめい適当に飲み始めた。
 今回のラインナップは、財富温泉の温泉水で割ったという本格焼酎財宝、どんぶり仕込み燃島、博多の華・初垂れ、本格焼酎霧島、かめ壺仕込み復刻八千代伝、本格芋焼酎宝山、大和純米辛口無濾過(これが正式名称なのか?)、VISAGE(ブルーベリーのスパークリングワイン)、ついでに紺碧七さん自作のブルーベリー酒。
 この他、義満さん持参の純米吟醸水芭蕉の一升瓶と、私の持ってきたピンク色の日本酒 鮎のさくら色酒があった。

 この鮎のさくら色酒、鮎正宗酒造というところが作っているのだが、近所の商店街でキャンペーンをしていて試飲したところとっても美味しかったので買ってきたものだ。
 鮎正宗というのは新潟の妙高にある酒造会社で、目に付いたこのときはたまたま妙高に旅行に行った直後だったので、その贔屓目もあってどれか一本買うつもりでいたのだが、これを一口飲んでみて吃驚。色が綺麗なピンク色をしているだけじゃなく、味が日本酒離れしている。
 甘いのだが嫌な甘さではなく僅かな酸味もあってすっきりさわやか。
 お酒にはちょっと煩い紺碧七さんをして、「すごーく美味しい、日本酒と言うよりマッコリに近い」と言わしめたほど。
 季節限定なのでなかなか手に入らないようだが、その近所の店にはまだ残っていたので帰宅したらもう一本買っておこう。




すいませんね、酒瓶ばかり並べて・・・



 さてみんなそろそろ酔いが回ってきたところ。
 紺碧七さんがやおら人の肩をもみ始めた。
 すると、肩をもむのは自分がもんでほしいからだろうと誰かが言いだし、気が付くとみんなてんでに隣の人の肩をもみはじめ、いつの間にか紺碧さんの肩をだださんがもんで、そのだださんの肩をターさんがもんで、男三人数珠繋ぎになって肩をもみ合うという珍妙な事態となってしまった。
 やっぱりみんな酔っていたのかも。

 合間を見て、子どもたちを宿のお風呂に連れていった。
 あさひ荘の浴室は、広くはないものの落ち着く感じで、備え付けのシャンプーは無かったので体だけ石鹸で洗わせて終わりにした。
 浴槽のお湯もそれほど熱くなかったようだ。
 結局最後まで宿のお風呂に入らずじまいだった私は、子どもたちからそう聞いただけなのだが。



ご本人たちの名誉のため、顔にぼかしを入れさせていただきました(こらこら)




2-1子どもたちの治水工事へ続く


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